LINEで案内、出欠の連絡はGoogleフォームで／「幹事さんに聞きました」高68回
2016年３月卒業、今年で卒業９年目になる高68回は、昨年12月29日に第３回学年同窓会を開催した（各期だより・高68回参照）。
特徴的なことはいくつかあるが、なんといっても一番大きなことは案内をLINEで送ることだ。高68回だけでなく、同年代のみなさんはたぶん同じだろう。
卒業時の各クラスのLINEグループがあって、今も連絡がつく。出欠の返信はGoogle フォームを利用。どちらも無料で時間もかからない。案内郵送の経費と手間の大幅削減になる。幹事の相談もLINEのグループトークで行う。遠方に住んでいる幹事もいるが、支障はないそうだ。こういうツールを利用すると同窓会の開催も気軽にできるのだろう。
開催日を年末に設定したのは、遠方に住んでいる人も帰省して参加しやすいと考えてのこと。今回は約100名（卒業生のおよそ３分の１）が参加した。
高68回が第１回学年同窓会を開催したのは2018年１月８日、成人の日だ。その10年前、高58回が初めて成人の日に母校で第１回学年同窓会を開催した。それ以降、毎年成人の日に卒業２年目の学年が母校に集まるのが恒例になった。
高58回の開催後、三丘同窓会本部が積極的に後押ししたのも大きいのだろう。学年幹事に同窓会の開催を呼びかけて、案内ハガキの作成や三丘会館の利用を無償にするなど支援した。
第１回は「成人の日」に
高68回も本部の支援を得て、成人の日に「新成人の集い」を三丘会館で開催した。自治体が開催する行事が終わると、三々五々晴れ着で母校に集まる。先生方も参加してくださって、お祝いや激励の言葉をいただき、久しぶりに会う友人たちと楽しく過ごした。その後ホテルで立食パーティーを開催したそうだ。
２回目は多くの人が大学を卒業する卒業４年目に開催。それからコロナ禍を経て、約５年後の昨年末に第３回の同窓会を開催した。
20歳代ですでに３回同窓会を開催したというのは40歳代で初めて同窓会を開催した聞き手からすると驚きだ。彼らのように20歳のときに第１回同窓会をスタートすると、高校時代の繋がりもまだ強く、自然と次は大学卒業前に会いたいなぁと続いて行くのだろう。
高58回以降の若い学年ではおおよそ同じような間隔で開催しているらしい。「新成人の集い」効果だろう。
「２部構成」で参加しやすく
高68回の特徴はもうひとつ、昼間に三丘会館で１次会、夜に場所を変えて２次会という２部構成になっていること。第１回の「新成人の集い」の方法が好評で、そのパターンが定着したのかもしれない。 第２回も１次会は三丘会館、２次会は難波のホテル。昨年の第３回同窓会は午後２時から４時30分ごろまで三丘会館で１次会、お菓子とノンアルコールの飲み物を用意、会費は５００円。先生方はクラス担任だった方がほぼ参加してくださった。２次会は午後７時から９時まで心斎橋のレストランで、会費は６０００円～７０００円ぐらいだったとか。ホテルに比べて割安な価格だ。三丘会館はアルコール禁止だが、夜に飲めるので特に問題はないそうだ。昼間と夜の２部制にしているメリットを聞くと、昼間しか参加できない人や夜しか参加できない人も参加できるのがいいとのことだった。１次会を母校で開催すれば、懐かしい母校を訪問できる、経費もお店などでの開催に比べて格段に安価、先生方も参加しやすい、最初から最後まで参加すれば、７時間たっぷり話ができる。なるほど～。
学年同窓会の幹事と三丘同窓会本部に登録している学年幹事が異なる学年もあるが、高68回は卒業時に決められた学年幹事（各クラス１名、計８名）が学年同窓会の幹事を担当している。学年幹事を決めるとき、岩根さんのクラスでは、なかなか決まらなかったので、岩根さんは自ら手をあげたとか。今回の同窓会開催をみんなが喜んでくれたので、幹事冥利に尽きると感じたそうだ。
「幹事をしていてこれまでに何か困ったことは」と聞くと「先生方に連絡するのがちょっと大変だった」そうだ。転勤された先生もいて、本部で住所を聞いても非開示にされている場合もあり、あちこち人づてで調べたとのことだった。（非開示にされていても本部に代送を依頼する方法もある。※）今回は無事に全員連絡がついたそうだ。
次回の開催については「３～５年後ぐらいがいいかな」と岩根さん。
これから仕事も責任の重くなる年代になり、子どもができる人も増えるだろうが、工夫して、多くの人が集まれるような同窓会を開催し、楽しんでもらいたい。
（聞き手＝高21回・丸山登志子、高34回・小池稔、高39回・東良庄吾）
（2025.6.2）
（2025.6.2）
※住所非開示にされている方にも同窓会本部から郵便物を代送してもらえる。有料だが実費と事務手数料程度。詳しくは事務局に問い合わせを。