三丘同窓会

校 章

堺中と三国丘高校の校章


 堺中学校は大阪府第二尋常中学校として創設されたことから、その校章(上・左)は6つの稜線で構成された星形に「二」の文字が入っているものである。六稜のかたちは先に出来た第一中学校(現在の北野高校)の校章がすでに六稜を用いたもので、それにならったものといわれる。

 現在の校章(同・右)が制定されたのは昭和23年8月ごろ。三校交流で堺高等女学校から赴任してきた中島国一教諭のデザインによる。下図(「三丘百年」から)に示されるように、堺中の校章をアレンジしたものだそうだ。


襟章・学年章

 堺中では学年を示す「襟章」が用いられていたが、数字ではなく梅の花の花弁の数で学年を表したものであった。1年生は花弁が1つ、2年生は2つ、と進級するにつれ花弁の数が増えていき、5年生で五弁そろって満開となる。
 この襟章は大正元年4月から用いられ、デザインは、第14回卒業の中尾保氏であったと推測されている。




 三国丘高校の学年ごとに異なる色を用いた「学年章」は昭和33年(1958年)に制定された。当初は三国丘の「国」の字が簡略化された「口」であり、「みくちがおか」と言われたものだが、昭和60年に「国」になった。