旧職員・真鍋井蛙さんが堺市功績者に
旧職員(書道)で篆刻家・書家として活動中の真鍋井蛙(せいあ=本名は昌生)さんが令和2年度の堺市功績者に選ばれた。堺市では毎年、堺市功労者や栄誉賞などを決定、表彰しており、今年度は128名・15団体を表彰。堺市功績者には80名・8団体が選ばれ、真鍋さんはこのうち文化功績・芸術文化関係の功績者として選ばれた。7月26日付で表彰状が贈呈される。
真鍋さんは奈良教育大学で篆刻界の第一人者・梅舒適氏に師事。同大学特設書道専攻科修了後、母校(1990年4月~2014年3月在職)など高校で書道の教諭を務めた。現在は京都橘大学、武庫川女子大学、神戸松蔭女子学院大学講師。日本篆刻家協会副理事長。日展会友。平成30年度「改組 新 第5回日展」書の部門で特選受賞。
自ら考案した「マジック転写法」「ロウソク転写法」で誰でも手軽に篆刻を楽しめるよう普及活動にも取り組んでいる。昨年6月に当同窓会の企画委員会が開催した「ウルトラかんたん篆刻教室」では講師を務め、大好評につき来年2月に第2回教室が予定されている。
(2020.7.20)