三丘同窓会

令和5(2023)年度 幹事会

春季定例幹事会報告

 令和5(2023)年度春季定例幹事会は2023年4月22日午後1時から、三丘会館2階ホールで開催された。出席者は55名。うちオンライン参加4名。また、学校側から4名の参加を得た。
 今西邦夫会長(高23回)の挨拶の後、藤井光正校長からは今年の大学合格状況が好調であったこと、SSH、SGHの取り組みは引き続き頑張っていきたいとの挨拶があった。
 4月1日付で着任した佐保田真一准校長(高45回)、中島泰志事務部長から着任の挨拶があった。
 議事は下記の通り。

承認議案

第1号議案 令和4年度事業報告ならびに会計決算報告に関する件
 ①令和4年度事業報告
 ②各会計決算報告ならびに監査報告
  経常会計、名簿特別会計、同窓会基金(※1)
 ③別途会計決算報告ならびに監査報告 
  三丘会館運営会計、三丘教育文化基金(周年基金、山本良一基金)
 ④SGP実行委員会会計報告
第2号議案 体育館食堂空調等改修工事に伴う山本良一基金取崩しに関する件(※2)
第3号議案 任期満了に伴う役員改選に関する件
 ①次期会長および監事選出:役員推薦委員会からの報告(※3)
 ②次期副会長および幹事長選出
第4号議案 令和5年度事業計画(案)ならびに経常会計予算(案)に関する件

 
報告事項

1.令和5年度三丘同窓会役員について(※4)
2.令和5年度専門委員会の構成について
3.創立130周年記念事業実行委員会について(※5)
4.その他報告事項
 ①各委員会報告(※6)
 ②後援会、体育会、むすびの会報告
 ③定時制からの報告
 ④その他


※1:年会費の納入状況については、予算には若干届かなかったが昨年実績を超えた。事務局費が当初予算よりかなりオーバーしたのは会員名簿44号発行に伴う作業量増加の影響。

※2:体育館食堂空調等改修工事は、同窓会(山本良一基金)および後援会の支援のもと進められ、無事完了、すでに使用されている。工事費が秋季幹事会時点の予算より高くなったのは、実際に工事に取り掛かってからトランスの交換が必要であると判明したことが主な要因、と説明があった。完成した食堂は幹事会後に希望者が見学した=写真。
(改修工事の詳細についてはこちらの記事↓も参照のこと)http://sankyuu.sakura.ne.jp/topics/2023topics/taiikukan-kaishu.html



※3:新会長に仲林信至氏(高21回)が就任した。
 役員推薦委員会を開催、協議した結果、会長に仲林信至(高21回)、監事に岩本洋子(高23回)、中埜浩三(定20回)の各氏が推薦され、幹事会にて承認された。
 前会長の今西邦夫氏は平成21(2009)年9月から14年にわたって会長を務めていただいた。この日は事務局スタッフから花束と記念品がプレゼントされるというサプライズもあった=写真。



※4:副会長に飯端壽昭(高15回)、宮奥善恵(高27回)、野田隆史(高32回)、小池稔(高34回)、幹事長に中川善博(高27回)、総務幹事に辻英生(高32回)の各氏、ほか新役員について仲林新会長から報告された。専門委員会についても同。

※5:2年後の創立130周年に向け、「130周年記念事業実行委員会構成(案)」が発表された。

※6:各委員会の活動報告と計画
・企画委員会:昨年度は三丘アカシアトークカフェを3回開催した。今年度はトークカフェを3回、また、初の試みとして狭山池博物館見学ツアー(現地集合)を予定している。
・広報委員会:昨年5月に三丘会報75号を発行。また通年で取材、ホームページやfacebookを通じての発信を行なってきた。現在は三丘会報76号の制作中。
・組織交流委員会:学年幹事や体育会系クラブに協力してもらいながら住所不明者削減に努めた。その結果、毎年約300人のペースで増えていた不名者が2022年は減少に転じた。引き続き取り組みを進める。また、会員名簿44号を発行した。1000部発行、うち約600部は頒布済み。

秋季定例幹事会報告



  2023年10月28日(土)午後2時から三丘会館にて秋季幹事会が開催された。出席者は47名。うち2名がZoomを使ったオンラインでの参加。

会長挨拶
 最初に仲林信至会長(高21回)から挨拶があり、川淵三郎さん(高7回)が文化勲章を受章されることが決まり、同窓会もお祝いの会を開催する予定であること、10月21日に5年振りに開催された東京三丘会総会に出席し、参加者100名を越え、若い人の出席も多く活発な会であったことが報告された。

母校からの報告
 少し遅れて参加された藤井光正校長からは、「創立150周年を迎えた北野高校の祝賀会に出席したので遅れました」「出席者は2500人ぐらい。ノーベル賞を受賞された吉野彰さんの40分ぐらいの講演があり、吹奏楽部の生徒が演奏、150人が校歌を歌い継ぐ様子が映像で流された」など様子をお知らせいただいた。母校も2025年に創立130周年を迎えるが、三丘スピリッツを引き継いで行くことを大事にしたいと述べられた。
 佐保田真一定時制准校長(高45回)からは、現在4年生が就職活動中で、5名ほど内定が決まっていること、前日文化祭が開催され生徒たちは明るくいきいきと楽しんでいたことが報告された。

議事概要
 議長・仲林信至会長、進行・中川善博幹事長によって以下の通り議事が進められた。

(1)令和5年度同窓会会計中間報告 

1. 経常会計・名簿特別会計・同窓会基金

○経常会計について
 現在上半期の会費納入額は昨年度より少ないが、今年度すでに学年同窓会開催された学年からは会費納入が増えている。このあと学年同窓会が8つ開催予定で、各学年幹事さんに会費納入と名簿購入のお願い文書を配布してもらう予定。予算達成には残り500名ほどの会費納入をお願いしたい。
 通期見込みとして60万円ほどの単年度赤字の予想だが、コロナによる制限もなくなり、総会も開催されて、行事費の支払いが増加、また若手学年幹事への呼びかけなどが積極的に行われていることによる経費の増加、物価高や最低賃金の改訂などによる事務局費の増加などが原因である。下半期は経費の支出をできるだけ節約をして赤字額を減らすように努めたい。
 また来年度からpaypayでの支払いができるように準備中であり、会費が納入しやすくなることで、会費納入増が期待されることが報告された。

○名簿特別会計
 昨年度名簿発行にあたり、200万円同窓会基金より借り入れをしている。これは広告を取らなかったことが理由である。現在358冊残っているので、ぜひ購入をお願いしたい(1冊6000円)。現在繰越金が約97万円だが、100万円を超えたら、同窓会基金に一部返却する予定である。

○同窓会基金
 今年度上半期の寄付金が66名の方から581,000円あった。上半期残高約500万円、これ以外に名簿特別会計への貸付金が200万円ある。
 10月に個人の方から100万円の寄付、高14回が学年同窓会開催が最後とのことで、残金16,000円の寄付があった。(下半期の計上)

2.別途会計

○三丘会館運営会計
 収支については昨年度とほぼ変わらない。
○三丘教育文化基金(周年基金及び山本良一基金)
 母校体育館食堂改修工事(令和5年春休み期間中施工)、総工事費約1,580万円であった。
 令和4年度周年基金より約600万円、令和5年度山本良一基金より約380万円、三丘後援会より約600万円の拠出だったとの報告とお礼があった。

 周年基金の現在残高は繰り越し収益(受取り利息)約14万円。
山本良一基金残高約1,460万円。

3. SGP(スーパーグローバルプログラム)実行委員会に関する会計報告

 令和元年に山本良一基金より230万円が拠出された。今年度は5月にオーストラリアスタディツアー引率教員旅費に約82万5000円支出があり、残高は約93万5000円、引き続き活動を支援して行く。

〔質問〕
 期別の納入者数、納入率の表を見た幹事より、学年同窓会のときにお願いしたが、少ししか納入が増えなかった。納入者数の多い学年の幹事にどういう取り組みをしているのか教えてもらいたいと質問があった。
 →(納入者数、納入率一位の学年より)メールマガジンを発行していて、幹事会の後で、毎回幹事会報告をしている。そのときに「今年度の納入者数は○○人で全期を通じて○位、納入率は○○%で○位です」などと納入者数や納入率の報告をして、いつもご協力ありがとうございますとお礼を言っている。
 会計についても作年度は収支が同じぐらいで済んだ、今年度は○○円の赤字の見込みだが、原因としては○○が考えられるなどと説明をしている。
 また同期の行事のときに、毎回三丘会費の納入をお願いしているので行事のときに払うことにしている人もいる。
→その取り組みをぜひ三丘会報に掲載してほしいと要望があった。

 会計中間報告について拍手で承認された。

(2)令和5年度上半期活動報告と下半期の取り組みについて

1. 広報委員会
 今年発行の会報76号の特集は「三休制の放課後」。75号から一体化した三丘体育会報は3ページとなった。特集や「拝啓われらが先生!」などに多くの感想が寄せられた。
 次号の企画に着手。特集テーマなど検討を進めている。ホームページやFacebookへの記事掲載は通年で作業をしている。来年度の会報発行は6月GW開けの予定。

2. 企画委員会
 上半期は三丘アカシアトークカフェを1回開催、脚本家の今井雅子さんによる講演とワークショップが行われた。ワークショップでは参加者によるユニークなセリフなどが紹介され、盛り上がった。
 下半期の予定
 三丘アカシアトークカフェ、寺田和雄(高38回)さんによる「恐竜博士になりたくて、三国丘で培った夢」、権代美代子さん(高20回)による「日本のお弁当文化」
 大阪府狭山池博物館見学ツァー「狭山池をめぐる人と土と水の物語」河野敬太郎さん(高27回)の案内。
新委員 藤田智子さん(高30回)、来年度から参加予定。

3.組織交流委員会
○住所不明者の削減についての取り組みをいくつか継続中。
 各期に住所不明者のリストが配布され、情報があれば知らせてほしいとの要請があった。クラブのOBOG会などにも同用のお願いをしている。
○若手幹事が活躍しやすい環境づくりを目指して、高50回以降の学年幹事にアンケートの実施や「学年幹事便り」を発行。
○来年度から学年同窓会を行う卒業回には会員名簿を無償で提供することとしたい。
○他校同窓会の状況把握
 北野高校の六稜同窓会との差違を比較検討 2022年度は三丘同窓会のほぼ2倍の会費納入がある。比較して年会費増収に有効と思われる事項の紹介があった。
 天王寺高校や茨木高校についても調査中

(3)創立130周年記念事業実行委員会からの報告

・記念式典 令和7(2025)年10月31日(金)13:00~16:30 フェニーチェ堺
・記念祝賀会 令和7(2025)年10月31日(金)18:00~19:30
     (※いずれも現時点での予定)

(4)令和5年度専門委員会の構成について報告があった。

(5)その他報告

1.資料室から 
 創立130周年 記念誌発行に向けて 準備を進めている。
 新資料が多く見つかり、その「考証とまとめ」を掲載予定。
<同窓会担当>エピソードで綴る120年、特集&コラム、座談会
<学校担当>最近10年のあゆみ

2.定時制からの報告
 11月に幹事会を開催、新体制を整える予定。

3.各学年からの報告
 ・高7回、8月に高校で俳句の会が開催された。高7回の三丘アカシア俳句会を現役生や後輩なども含めた新たなメンバーで立ち上げる予定。
 ・高7回 戸堂博之さん 学校の体育の授業でテニスをすることになり、ラケットの寄付の依頼があったので、80本ほど寄付をした。

4.来年の総会実行委員会は下一桁4のつく卒業期の方にお願いする。

(6)今後の日程

2024年
1/27 新年幹事会
4/27 定例幹事会
6/23 年次総会
○川淵三郎さん文化勲章受章記念祝賀会開催の日程は2023年12月半ば以降の予定
 


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