三丘同窓会

母校、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に再指定
 母校は本年4月、文部科学省からスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の再指定を受けた。実施期間は2017~21年度までの5年間で、09~14年度の1期目に続く2回目の指定となった。
 SSHは、国際的な科学技術系人材の育成に向けて先進的な理数教育を実施する学校を指定し、独自のカリキュラムの開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じた体験的・問題解決的な学習を国が支援する制度で、02年度に創設された。今年度も昨年と同様、全国約200校で実施される。
 09年度に初めて応募した母校は、1期目で「高い使命感や志をもった科学技術系人材育成プログラムの研究開発」を掲げ、各大学研究室との連携、海外を含むサイエンスツアー、英語による研究発表をはじめ、生徒全員を対象とするSS科目の設定や理数系クラブの活性化などにも取り組み、大きな成果を挙げた。
 15年3月の指定期間満了後も、PTAや同窓会の支援を受けながら、SSHの内容を継続、発展させてきた。これまでの実践成果と、さらに内容を充実させた実施計画が評価されて再指定となった。
 2期目となる今回は、「科学体感プロジェクトによる理工系プロフェッショナル育成プログラムの開発」を掲げ、高い志をもって最先端の科学技術で社会を牽引できる人材育成を目指す。
 これで母校は、14年度から指定を受け4年目(指定期間5年)を迎える「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」を併せ、文理両方にわたって指定を受けたことになり、さらに充実した教育活動が期待される。

※今年度の大阪府下SSH実施校(13年度以降の指定校)
三国丘、天王寺、泉北、岸和田、千里、大手前、高津、教育大付天王寺、生野、豊中、富田林、高槻、都島工の13校。
(2017.5.25)