三丘同窓会

コメンテーターとして検事の世界を語る/高27回・阪井光平さん

 高27回の阪井光平さん(大阪高等検察庁検事)が10月13日午後11時32分から放映されたバラエティ番組「ビーバップハイヒール/現役検事が明かす! ドラマよりも面白い『検事』の真実」にコメンテーターとして出演した(画像は同番組から)。
 「ビーバップハイヒール」は女性漫才コンビのハイヒールが司会を務める朝日放送の人気番組で「政治・経済から流行・風俗まであらゆるテーマを追及する知的好奇心バラエティ」がキャッチフレーズ。この日も、常時20件もの案件を抱えていたり打ち上げを一般の店で行うこともできないという検事の仕事の厳しさから「被疑者の落とし方」、「検事の意外なプライベート」まで、楽しみながら検事という職業について知ることができる内容になっていた。
 阪井光平さんは京都大学文学部卒業後、高校教師を経て30歳で司法試験の勉強を始め、38歳で検事に任官。以後、大阪地検、東京高検、那覇地検次席検事などを歴任。検察庁以外でも在フランス日本大使館一等書記官などを務め、2011年~2012年に中央大学法科大学院特任教授を務めた際は「授業外を含む極めて熱心な教育姿勢が高く評価され」ベストティーチャー賞を受けた。架空の新任検事の物語を通して検事の世界をわかりやすく描いた『検事の仕事:ある新任検事の軌跡』の著者でもある。番組でも笑顔を絶やさず、親しみやすい雰囲気でコメント。「ドラマ『HERO』で見られるのは検事の仕事のごく一部。本当の姿を理解してほしい」と語っていた。
(2016.11.22)