三丘同窓会

飯炊き仙人 村嶋孟さん(中49期)、銀シャリ広めに中国へ
 飯炊き仙人として知られている大衆食堂「銀シャリ屋ゲコ亭」の前店主・村嶋孟さん(中49期・85歳)が中国政府に招かれ、3年間中国で飯炊きの指導をすることになり、5月に家族とともに中国へ出発した。
 2016年1月23日の記事でお知らせしたように村嶋さんは1月に中国でのイベントでご飯を炊いて好評を得た。その結果村嶋さんの飯炊き技術は、中国政府が日本の良い商品や技術を中国に広める目的で選ぶ「優れた日本製品・サービス」の認定第一号となり、村嶋さんは中国でおいしいご飯を作るプロジェクトへの参加を要請された。村嶋さんは北京の国際ブランド管理センターとマネジメント契約を結び、おいしい米の開発、飯炊きの技術の指導、炊飯器の開発などにあたるという。
 出発を前に4月26日ゲコ亭で壮行会が開かれ、竹山修身堺市長(高21回)をはじめ別れを惜しむ客や、大勢のマスコミを前にして、村嶋さんは「おおきに、シェイシェイと言っていれば、世界中歩けますから、及ばずながら力添えをしたい」とひょうひょうと語った(写真)。
 ゲコ亭の営業は13年に村嶋さんが引退を決めたときに、のれんを引き継いだ後継者によって続けられている。
(2016.5.26)