三丘同窓会

飯炊き仙人・村嶋孟さん(中49期)北京で技を披露
 大衆食堂「銀シャリ屋ゲコ亭」(堺区新在家町)の前店主で「飯炊き仙人」として親しまれている村嶋孟さん(中49期)が中国・北京に招待され、現地で技を披露した。
 日本を訪れた中国観光客が「堺の飯炊き仙人」とブログで紹介したり、テレビでも紹介されるなど、村嶋さんは今や中国でも知られている。そこで中国商務部の関係者が堺市を通じて村嶋さんを「米文化大使」として招待、1月12日にあった商務部の関係団体のイベントの場でご飯を炊いてもらおうということになったもの。
 イベントのテーマは「一杯の白ご飯」。村嶋さんは日本から3つの釜を持参、事前に水加減と火加減の調節で試行錯誤した後、現地で市販されているペットボトルの水と中国全土10種類のブレンド米を使ってご飯を炊いた。普段と異なる環境下での挑戦とあって本人の感想は「60%の出来。再挑戦したい」。それでも会場では「おいしい」と大好評で、150人分があっという間になくなったという。
 村嶋さんは13日に帰国、18日には堺市役所を訪れ、竹山修身市長(高21回)に報告した。

(2016.1.23)