今井雅子さん(高41回)の脚本「阪堺電車」 が映像化
脚本家の今井雅子さん(高41回)が地元の高校生たちと脚本をつくるワークショップが一昨年に実施されたが、このとき生まれた脚本「阪堺電車」が映像化されることになった。6月5日に記者発表があり、この夏に撮影および編集、来年2月に堺市役所で上映会が開かれる予定だ。シナリオワークショップ「ドラマティック堺さがし」は2013年12月に開催され、19人・6チームの高校生が参加した。実際に阪堺電車に乗り込み、自由な発想をふくらませてできた6つの物語を今井さんがオムニバスドラマにまとめあげた。
この脚本を今度は羽衣国際大学(現代社会学部 放送・メディア映像学科)で映像制作を学ぶ学生たちが映像化する。完成すれば堺出身の脚本家と堺の高校生や大学生たちによる、堺を舞台にした映画の誕生となる。
今井さんは朝ドラ「てっぱん」やアニメ「おじゃる丸」で知られる脚本家だが、これまでも堺市内の中学校で脚本作りのワークショップを開催するなど幅広く活動している。また、堺市の親善大使も務めている。
オムニバスドラマ「阪堺電車」、オリジナルシナリオとも堺市のサイトで読むことができる。
http://www.city.sakai.lg.jp/shisei/koho/citypromo/scenario/hankai/index.html
(2015.6.13)