奥中同窓会長ご逝去、会長代行に今西邦夫氏(高23回)
本年5月から入院加療されていた奥中泰弘同窓会長(高14回=写真右)が、去る8月17日逝去されました。享年66歳。奥中会長は、母校から大阪府立大学に進み、卒業後はご尊父経営の(株)マスターに入って平成2年二代目社長に就任され、会社を国内シェア・トップの石鹸メーカーに育てられました。その間、業界団体役員のほか商工会議所や青年会議所の有力メンバーとして業界ならびに地元・堺市の商工業発展に貢献されると共に、茶道の祖・千利休を生んだ泉州・堺にあって裏千家淡交会堺支部役員として茶道の興隆にも力を注がれました。
母校においては、在学中はサッカー部で活躍され、卒業後は平成2年度と7年度にPTA会長を、平成9年から15年まで体育会理事長を務め、平成17年に同窓会長に就任し、今日まで母校の発展に尽力されました。
あらためて、生前のご功績を偲び、ご冥福をお祈りいたします。
会長代行に選ばれた今西邦夫氏は、昭和46年に母校を卒業(高23回)、京都大学工学部に学んだ後、(株)今西組(本社:大阪市天王寺区)に入り、平成7年ご尊父・壽雄氏の後を継いで四代目社長に就任されました。大阪建設業協会理事等のほか在大阪ネパール国名誉総領事を務め、平成20年4月同窓会副会長に就任されました。
なお、今西邦夫氏のご尊父・壽雄氏は、世界的に知られた登山家で、京大の学士山岳会に属して活躍され、昭和31年日本山岳会の第三次マナスル登山隊に参加して世界初のマナスル(8,716m)登頂に成功されました。その後日本山岳会会長を歴任されたほか、ネパールの名誉総領事として同国との親善に尽くされました。母校においても邦夫氏在学中の昭和44・45年PTA会長を務めておられます。
(2009.10.13)