三丘同窓会

澤芳樹阪大教授(高26)が心臓止めずに大動脈弁置換に成功  
 患者本人の足の筋肉から細胞シートをつくって心臓の働きを再生させることに世界で初めて成功した澤芳樹・阪大教授(高26回)を昨年紹介しましたが、このたび同教授は、大動脈狭窄症患者の心臓にカテーテルを入れて大動脈弁を押し広げ、人工弁と置き換える手術に国内で初めて成功されました。
 大動脈狭窄症は息切れなどの自覚症状が出てから余命は1年余りだそうですが、従来は胸を開いて心臓を一時止めるので患者に大きな負担を与え、重症者等には手術が出来なかったが、今回の方法は心臓を止める必要がないので、手術が不可能とされた多くの重症者の命を救うものと言えます。



◆15日に講演会
 なお母校では、文部科学省からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)に指定されたのを受け、SSHの教育活動の一環として澤教授による講演会を下記の通り開催します。
 今回の講演は1年生の生徒諸君を対象としますが、保護者ならびに同窓も聴講いただけますので、聴講ご希望の方は学校または同窓会事務局へお申し出下さい。

1.日  時  平成21年12月15日(火) 13:45~16:00
2.場  所   堺市産業振興センター(じばしん) イベントホール
         南海高野線及び地下鉄御堂筋線「中百舌鳥駅」下車、 東北へ3分
3.講  演   「医療の未来」 
        大阪大学医学部教授・先進医療センター長 澤 芳樹氏(高26)
 
(2009.12.12)