三丘同窓会

天才ばかばんどのCD「百人一首2」リリース/高34回・芝田吾朗氏企画
 芝田吾朗氏(高34回)の企画になる表現者集団「天才ばかばんど」のオムニバスCD第二弾「百人一首2」が4月1日にリリースされた。1組40秒の枠内で100組のアーティストが作品を持ち寄ったこのCD、音で表現できるものならジャンルは自由とあって、ロックからバラード、コント風の語りまでバラエティ豊か、何ともにぎやかでパワーあふれる一枚となっている。
 芝田氏は大阪府立大学卒後、高校理科教師をしていた88年、日本コロムビアトライアドアーティストオーディションでグランプリを受賞、これを機にミュージシャンに転向した。
 90年に「BLUEZIE!?」(ヴォーカル)でデビュー、「Mr.パラダイス」が味の素ピーチソーダCF曲に使われるなど、シングル4枚、アルバム4枚をリリースしたが、94年バンド解散。その後ソロとして、また97年には「ブエノスアイレス」のヴォーカルとして活動したが、99年、父親の死去に伴い、活動の拠点を関西に移した。
 2001年、「天才ばかばんど」を仲間3人で作り、参加者を募って昨年出した「百人一首」はタワーレコード全国インディーズチャート1位、オリコンインディーズチャートでも24位まで上がり、1万枚を完売する快挙、今回の「2」も話題を呼んでいる。現在、「天才ばかばんど」は約400人。「1000人集まったら城ホールでライブを」が目標だ。
(2003.4.19)