三丘同窓会

高24回・籔内佐斗司氏、平櫛田中賞受賞
 彫刻家の籔内佐斗司氏(高24回、東京都在住)が第21回平櫛田中賞に選ばれた。
 平櫛田中賞は岡山県井原市が生んだ木彫界の巨匠・平櫛田中(ひらくしでんちゅう、1872~1979)が百寿を迎えた際に自らの浄罪を寄付、彫刻界の発展のために設けられた賞で、2年に1度授賞されるもの。
 籔内氏は東京芸術大学および同大大学院で彫刻を学んだ後、仏 像や古美術の修復事業に携わりつつ伝統的彫刻技法を研究、古典 から学んだ技法を現代的造形に生かしたその作品世界は国内外で 高く評価されている。99年にはパリで展覧会を開催、翌年大丸心斎橋店で帰国記念展を開いた。
(写真は母校に設置されている籔内氏作のモニュメントの一つ)
(2003.3.21)