野球部ＯＢ会、創部１００周年記念行事を盛大に挙行

　明治35年（1902）創立の野球部は、平成14年（2002）に創部100周年を迎えました。それを記念して野球部ＯＢ会では、記念誌「堺中・三国丘高野球100年の歩み」（Ａ４判・220ｐ）を刊行したほか、母校への記念植樹寄贈や泉陽高校との招待試合を行い、11月3日（祝）にはリーガロイヤルホテル堺で祝賀パーティーを挙行しました。
　祝賀パーティーには、北川校長、嶋田同窓会長、島体育会長など多数の来賓にご出席いただき、大阪府教育委員会の竹内教育長もお祝いに駆けつけて下さってご出席者は129名にのぼり、盛大に創部百周年を祝いました。
　母校での野球の歴史は定かではありませんが、明治28年（1895）に大阪府立第二尋常中学校として創立した当初から野球が行われていたようで、天王寺高校の校友会誌「桃蔭」には明治32年に堺中学と対戦した記録が掲載されています。しかし、当時は同好会的なもので学校から正式に認められたものではありませんでした。
　正式に野球部として認められたのは明治35年で、「堺市史」も同年に堺中野球部創部と記載しており、野球部 ＯＢ会もこの年を創部年としています。以後100年の間に選抜野球大会に昭和9年と59年の２回出場、昭和２４年には秋季大阪大会で優勝するなどの記録を築いてきました。
※写真は校庭のバックネット裏に建立された記念碑と記念植樹