「山岳部復活創立60周年記念総会」を開催
山岳部は堺中29期から44期までと、高2回から10回まで存在した後途絶えていました。昭和38年に学習指導要領が改訂されて理科4科が必修となったのを機に赴任された地学担当の故金丸光一先生が17・18回生の願いに応えて顧問を引き受けられたのが、現在に続く山岳部の始まりです。生徒会が正式に承認したのが翌昭和39(1964)年ということで、昨年10月19日、母校新三丘会館においてOB・OG会主催の「復活創立60周年記念総会」が開催されました。
この総会の運営は高57回以降の若いOBが担当し、案内葉書にQRコードを載せてgoogle formで出欠連絡を求めたところ、約90名から返信があり、当日は32名出席の盛会となりました。
出席者の最高齢は、創立2年目に赴任され19回生を率いて本格的な登山活動を開始された、旧顧問で母校10回卒の染川(村川)春水先生。旧顧問は他に45~51回生時の内藤達夫、51~62回生時の石田孝文、56~69回生時の中山潔先生の3先生。そして現顧問の大塚雅之、平木悠一両先生も出席されました。
OB・OGの出席は19回の宇野耕作、山吉滋両氏から昨年卒、76回の山地陽生、谷口一輝の2名までの26人。また、現役の2年生3名も出席でした。
総会では役員体制を岡村隆正会長(25回)、笹野成男(24回)、川村光弘(26回)の3人から近藤裕一朗会長(57回)、内藤武副会長(61回)、連絡・情報発信担当畑中祐紀(62回)、会計和田綾征(58回)への思い切った若返りを図ることが決議されました。そして新役員から現役支援、現役・顧問との交流、OB・OGの親睦・名簿管理などの充実やホームページの活用・メールマガジンの発行などによる連絡・情報発信の強化などが提起され承認されました。
総会終了後、ダイワロイネットホテルで懇親会が催され、25名が参加して昔話に花を咲かせ、最後に「雪山賛歌」を歌って解散しました。
また、今回の事業の一環として記念誌が作成されました。その内容は三丘体育会が10年ごとに作成されている「三丘スポーツ史」・「そのⅡ、Ⅲ、Ⅳ」と母校創立100周年記念誌の中に第一号が載って以来毎年学校が出している校誌「茅渟の海」から転載された山岳部関係の記事や、OB・OGの卒業後の活動報告などの投稿記事で構成され、総会出席者に配布するとともに欠席連絡のあった人に送付されました。