第一部 ゲスト講演・川淵三郎さん(高7回)「夢があるから強くなる」
第一部はゲスト講演(11時~)。
講師は現在、日本サッカー協会最高顧問であり日本バスケットボール協会エグゼクティブアドバイザーの川淵三郎さん(高7回)。日本サッカー協会会長であった2007年に続く2回目の登壇だが、今回は三国丘高校時代が自分の人生を決めたことに加え、分裂していたバスケットボールリーグを統合して2015年にBリーグを立ち上げた経緯などもくわしく語られた。さまざまな苦労話も川淵さん一流のユーモアと歯に衣着せぬ豪快な語り口にくるまれ、まるで冒険談を聞いてるかのよう。「人生にはヴィジョンが必要」「年齢は関係ない」という力強いメッセージを得て、会場を埋めた同窓はすっかり川淵ワールドに引き込まれた。
講演後は「すごいエネルギッシュ!80歳とは思えない」(高24回・男性)、「川淵さんはやはりリーダーシップをとれる器だと感じた」(高3回・女性)など各世代から感想が聞かれた。「講演で『自分がヴィジョンを持ったのは51歳』とおっしゃってましたが、まさに私たちの歳。ひとごとでなく、これからのことをしっかり考えていかないといけないなと思いました」(高37回・女性)と語る人もいた。
■講演内容の詳細はこちら。→2017年総会ゲスト講演「夢があるから強くなる」(抄録)
第二部 懇親会/在校生の活躍紹介も
続いて広い会場に移っての第二部・懇親会(12時15分~)。今西邦夫会長(高23回、写真下左)、山口智子学校長(写真下中)のあいさつの後、今年は中48期・伊原吉之助さん(同右)に乾杯の発声を務めていただいた。
懇親会会場ではこの1年の在校生の活躍が映像で紹介された。まず全日制のSGHチームが第4回高校生ビジネスプラン・グランプリ(日本政策金融公庫主催)でみごとグランプリを受賞したことが田中和代教諭(高42回、下の写真左)から報告され、SGH指定当初からアドバイザーを務める西本昌二さん(高16回、同右)も喜びと今後への思いを述べた。
続いて映像作品「堺 百舌鳥古墳群探訪」で府教育委員会賞を受賞した定時制放送研究会の活躍が紹介され、受賞作品が映し出された。
抽選会もたいへん盛り上がった。
第一部で講演した川淵さんは懇親会にも出席、 景品抽選会の抽選役を務めたり、あちこちで記念写真の撮影にも気さくに応じた。下の写真は今春母校を巣立ったばかり、同窓会員としては新人となる高69回の参加者たちと川淵さん(川淵さんの左は山口智子学校長)。
ちなみに69回生たちに総会の感想を聞いたところ「いろんな年代の人がいて、みんなが三国丘高校を思っている、その気持ちが伝わってきました」「また来れるよう、しっかり稼げるようになりたいです!」と元気に答えてくれた。
宴も終盤に近づき、東嘉伸副会長(高7回)のリード、仲林信至副会長(高21回)と河中義和常任幹事(高28回)のエールで応援歌斉唱が、そして校歌斉唱が景山久雄さん(高15回)のリードで行われた。
中締め挨拶は今年も飯端壽昭副会長(高15回、写真左)に務めていただいた。
今年は「7」のつく卒業回のみなさまに準備等ご協力いただきました。みなさまお疲れさまでした。来年は「8」のつく期のみなさまが当番です。よろしくお願いいたします。また、抽選会には今年も同窓有志の方々から多数のご寄付をいただきました。ありがとうございました。