令和7(2025)年度 幹事会
春季定例幹事会報告

令和7(2025)年4月26日(土)午後2時30分から三丘会館2階ホールにて開催された。出席者は49名(うちオンライン参加3名)。今春卒業した77回生が3名出席。オンラインでも65回生と74回生が1名ずつ参加。学校から藤井光正校長以下4名が出席。
仲林信至会長(高21回)から、本日は50名ほどの出席がありうれしく思いますと挨拶があった。藤井校長より「130周年の記念事業が進んでいて、三丘会館の2階ホールの床も壁もたいへんきれいになった、記念品のキーホルダーの文字は在校生が揮毫したもので材料は秘密です。お楽しみに」などの報告があった。定時制の佐保田真一前准校長は伯太高校の校長に転出され、汎愛高校から安達武史准校長が赴任され、「定時制は初めてですが、堺市出身なので堺東のあたりは懐かしい」と挨拶された。
≪ 議事内容(承認議案) ≫
★(第1号議案)令和6年度事業報告ならびに会計決算報告承認に関する件
(1)令和6年度事業報告
○年次総会の講師にいままでで最年少の高64回の方をお願いした。出席者176名。
○企画委員会の事業、三丘アカシアトークカフェは、費用的にも時間的にも気軽に参加できるので、年次総会等ではお目にかかれない方とお会いすることができ、世代を超えた交流の促進に繋がっている。
○組織交流委員会の住所不明者の削減の取り組みは着実に成果を上げている。
○広報委員会の活動により、年々充実した内容で発行される三丘会報は「面白かった、よかった」という声が多く聞かれるようになってきた。1人でも多くの同窓生に読んでいただきたい。
○今年迎える母校創立130周年の募金活動は多くの方のご厚志により4月末で約3100万円のご寄附をいただいている。心から御礼申し上げる。
○昨年10月に事務局メンバーが1人入れ替わった。
○経常会計は単年度で約150万円の赤字になり、同窓会基金から50万円の繰り入れを余儀なくされた。経常会計の抜本的な見直しが急務である。皆様方のご支援ご協力を心からお願いする。
【 委員会活動報告 】
<組織交流委員会>
(1)住所不明者の削減の取り組み
①185名の現住所判明、会報不達件数2023年度445通→2024年度351通
②住所等変更登録のWEB化の開始(2024年4月から)に伴い、「会員情報取扱規程」の改正版を作成(2024年秋期幹事会で承認)。
(2)学年幹事が活躍しやすい環境づくり
①「学年幹事規程」を定め、運用を開始
・今年度末(2025年3月31日)で任期満了となる学年に対する告知。
②「学年幹事だより」を高50回以降の学年幹事に発行。
③学年同窓会を行う卒業回には会員名簿を無償で提供。
(3)若手会員を対象とした企画を検討中。
<企画委員会>
三丘アカシアトークカフェを2回開催
<広報委員会>
会報第78号の発刊準備、ホームページやFacebookで随時情報発信。
(2)各会計決算報告ならびに監査報告
<経常会計>
・単年度で約150万円の赤字となった。
・例年期首の運営資金として同窓会基金より300万円借り入れ、期中に返却していたが、今回は返却できなかった。前年の繰り越し金100万円と合わせて400万円から150万の赤字を引いた250万円が次年度繰越金になっている。
・会費納入者数はR5年度2391名(納入率9.4%)→R6年度2408名(納入率9.5%)とほぼ同じ。
・支出についてはほとんどの費目で予算よりも少なく抑えた。
*事務局費は予算より50万円の増加。これは130周年のご寄附に伴う事務作業が増えたことと、最低賃金の値上がりがあったため。
*また会報発行費が諸物価の値上がりのため、前年度より20万円ほど増加している。
*行事費から出席会費を差し引いた実質行事支出は約40万円である(R5年度65万円)。
<名簿特別会計>
・R6年度37冊購入していただいた。残301冊。
名簿作成はこれで最後になる予定ですので、ご希望の方は残っている内にご購入ください。
・同窓会基金よりの借入金残高100万円。
<同窓会基金>
・繰越金:約740万円
・収入:ご寄付約53万円(42件)
・支出:プリンター約15万円、三丘会館2階ホールテーブル27台約74万円
経常会計に繰り入れ 300万円
・次年度繰越金:約400万円
※上記繰越金以外に名簿特別会計に貸付金100万円
(3)別途会計決算報告ならびに監査報告
<三丘会館運営会計>
・収入:会館利用による維持協力金は前年度とほぼ同じ約54万円
・支出:会館の入り口のコンクリート補修工事他約8万円
その他経費はほぼ例年と同じ
・次年度繰越金:約24万円
<三丘教育文化基金(周年基金、山本良一基金)>
・昨年度は利息収入のみ、支出はなし
・次年度繰越金約1480万円
(4)SGP実行委員会会計報告ならびに監査報告
・オーストラリア語学研修引率教員旅費・保険代等約31万円支出。残高約53万円。(この会計は三丘教育文化基金より2019年度に230万円拠出されたものが原資)
質疑応答
質問 :同窓会基金からの繰入金300万円を戻さなかったので、次年度繰越金が250万円になり、赤字であることがわかりにくい。いったん繰入金を戻して、実際の状況を伝えるようにしたほうが、危機が伝わるのではないか。
回答:同窓会の会計は会費収入、寄付金(同窓会基金)、広告収入(検討中)があるが、2025年度からこれらをひとつの会計にまとめたいと考えている。
質問 :120周年のときには、事務局の増えた人件費は周年事業会計から賄った。今回は?
回答:一般寄附があまり増えていないので、周年事業が終わってから、振り分けるものは振り分ける予定である。
<監査報告>
上記会計について中埜浩三監事より会計監査報告が行われた。
第1号議案は拍手多数によって承認された。
★第2号議案 令和7年度事業計画(案)ならびに経常会計予算(案)承認に関する件
(1)事業計画(案)
テーマ 「守り続けていきたいもの 変えていきたいもの 130」~失敗を恐れず、次世代のための挑戦~
基本方針:過去の活動を検証し、全てにおいて次世代のためのアクションを起こす。
取り組み事項
<組織交流委員会>
・住所不明者の削減(継続)、住所等変更のWEB利用の推進および利便性の向上
・学年幹事が活躍しやすい環境作り(継続)
学年幹事だよりを高校50回以降の学年幹事に継続発行
・若手会員を対象とした企画の検討→年度内に実施する方向で進める。
<企画委員会>
・アカシアトークカフェの企画と実施
今年度は2回開催予定(2026年5月にも1回開催予定)
・2026年1月に特別企画「アカシアコンサート」を開催予定。
<広報委員会>
・広報委員会内の体制づくりを進める(継続)
・三丘会報78号の発刊、ホームページの記事掲載、Facebookでの記事掲載
・創立130周年事業への支援・協力
<全般・事務局>
①年次総会の開催場所や会費の額の見直し
②事務局業務のアウトソーシング及びWEB化の検討・実施
③経常会計黒字化に向けての方策実施→会報への広告掲載 令和8年度から
④年会費納入の促進
<母校教育活動の支援>
①教育文化基金の有効活用
②創立130周年記念事業への協力
③三丘後援会への貢献
(2)経常会計予算(案)
○同窓会基金(寄付金)を解消して、残金約400万円を経常会計に繰り入れる。
○それに伴い収入に寄付の項目を入れ、50万円の予算とした。
(寄付金実績R6年度約53万円、R5年度約192万円、R4年度約153万円)
○会費納入者数2750名の見込み(R6年2408名)として予算をたてているが、単年度赤字は80万円の見込み。
○3年連続で赤字予算を組んでいるので、解消するために会報に広告を掲載することを検討している。1ページ20万円、5ページ100万円ぐらいと考えていて、詳細は秋期幹事会で提案して検討していただく。
○会報78号の発行が終われば、会報への広告掲載について広報委員会とも相談する予定。
【ご意見】
・広告を取るのはやむを得ないと考えるが、事務局や広報委員会の負担が増えないように、検討お願いしたい。
・予算の会費納入者数を2750名としているが昨年と同程度なら70万円ほど予算より少ない。その場合は単年度150万円の赤字になる。
第2号議案は拍手多数で承認された。
≪ 報告事項 ≫
(1)常任幹事選任について
新たに小島多嘉子さん(高31回・企画委員)が選任された。
(2)令和7年度専門委員会の構成について
(3)創立130周年記念事業実行委員会からの報告
<会計報告(2025年3月31日現在)>(単位 円)
収入の部
寄附・利息等 36,316,347
支出の部
(特定事業)三丘資料館・三丘会館改修工事着手金 6,924,500
案内文書・振込用紙・封入手数料・郵送料等 1,117,329
計 8,041,829
2025年3月31日現在 繰越金 28,274,518
【募金推進のお願い】
創立130周年記念事業実行委員会 委員長 仲林信至
4月25日現在の募金進捗状況は特定寄附が87.0%、一般寄附が52.9%、合計73.4%という状況ですので、目標額にはまだまだ及ばない状況です。
府立高校の施設の改修は大阪府の予算で行うのは当然だというご意見は正論だと思います。ただ府に申請をしても予算がつかない状態で、「50年以上前に設置された古くなった便所や更衣室の改修」を同窓会やPTAが行って、母校の発展と生徒たちの学校生活を応援することは許されないことでしょうか。
私は同窓会の目的に沿って母校を支援するのは本来の活動だと考えています。
同窓のみなさまの「母校への想い」が母校の発展と母校に学ぶ生徒たちの力になるものと確信しています。
特定寄附の締切は5月20日ですが、一般寄附の締切は10月31日です。一般寄付がまだ伸び悩んでいます。これは主に記念式典や祝賀会、記念誌などに使われるものです。どうか同期のみなさまにお声がけをいただきたくよろしくお願いいたします。
(4)年次総会について
若い方も参加しやすいように会場を変更して、会費を少し抑えた。
日時:2025年7月20日(日)
会場:フェニーチェ堺 大スタジオ
会費:8000円
〔ゲスト講演〕
高橋朋宏さん(高35回)株式会社ブックオリティ代表取締役
「世界的ヒットはこうして生まれた」/全世界1500万部を超える世界的ヒットとなる「人生がときめく片付けの魔法」近藤麻理恵著を編集
〔アトラクションゲストリレー〕
☆「田上博司(高25回) バーチャルオーケストラの世界」
☆ミュージックアラカルト エレクトーン奏者西田夫佐さん(高35回)、高40代の方(お楽しみに)
(5)その他報告事項
①定時制部会からの報告
5月24日に定時制の幹事会を開催予定、今日の幹事会で議題に上がった内容を共有して、会費や名簿などについても協議したいと考えている。 定時制は来年75周年を迎える。70周年のときはコロナ禍で学校関係者だけで記念事業を行った。75周年には同窓会で懇親会のような催しを開催したいと考えている。
②資料室からの報告
【改修工事について】
・2月~3月 準備作業 1階の陳列ケース、展示品、什器類を全て移動
協力者:先生方、同窓会員、野球部員&サッカー部員
・4月~5月9日 改修工事
・工事終了後の現状復帰 5月末完了予定
【2025年度の取り組み】
・改修後の公開: 6月上旬 文化祭での公開(原則:生徒&保護者向け)
その後、同窓向けに予約制による公開(随時)を再開
生徒向けにも予約制、あるいは日程を決めての公開を検討
・「130周年記念 企画展」の開催
・一部、展示や説明パネルの入れ替え/「見学者向けの案内」作成
・従来通り、学校説明会時の公開(中学生&保護者)
上記に関する学校の窓口・・・渡部首席、寺沢先生(資料室担当)
③体育会からの報告 理事長に河中義和さん(高28回)が就任
④その他の報告
高42回から:平田晃久さん 建築家 万博ナショナルデーホールの設計に参加
(6)今後の日程について
年次総会 令和7年7月20日(日)11:30 フェニーチェ堺
秋期役員会 令和7年11月22日(土) 午後 三丘会館
秋期定例幹事会 令和7年11月29日(土) 午後 三丘会館
新年幹事会 令和8年1月下旬 日時・場所 未定
*秋期役員会及び秋期定例幹事会の日程は変更の可能性があります。
以上