三丘同窓会

令和6(2024)年度 幹事会

春季定例幹事会報告

 令和6(2024)年度春季定例幹事会は2024年4月27日午後2時から、三丘会館2階ホールで開催された。出席者は43名(※)。うちオンライン参加1名。学校側からは5名の参加を得た。
 仲林信至会長(高21回)の挨拶の後、藤井光正校長、佐保田真一定時制准校長(高45回)から挨拶があり、またそれぞれ在校生の様子をうかがった。続いて4月1日付で母校の首席から昇任された田中和代全日制教頭(高42回)から挨拶があった。議事は下記の通り。

≪ 議事内容(承認事項) ≫

★令和5年度事業報告ならびに会計決算報告承認に関する件

(1)令和5年度事業報告
 仲林新会長の下、新たなスタートを切った1年だった。学年同窓会は年末までに12学年開催され、7月の年次総会は183名の出席で盛大に開催できた。各委員会の積極的な活動もあり、会員の同窓会活動への参加意識が高まってきたと感じられた。

【 委員会活動報告 】
<組織交流委員会>
 ①住所不明者を削減。住所等変更登録のWEB化(報告事項2参照)
 ②学年幹事(高50-70回対象)が活躍しやすい環境づくり。
  会員名簿提供サービスの具体化(報告事項3参照)。
 ③他校(北野、天王寺、茨木)同窓会の状況を調査。比較検討。
  高51回以降の会費納入率 三国丘:2.1% 天王寺:7.1% 北野:9.7%
  (茨木は期別の公表なし) 三国丘は他校と比べて非常に低い。

<企画委員会>
 三丘アカシアトークカフェを3回、狭山池博物館見学ツアーを開催

<広報委員会>
 会報第76号の発刊、ホームページやFacebookで随時情報発信。

(2)各会計決算報告ならびに監査報告
<経常会計>
・年会費の納入者数(2391名)は前年度より4%(228人)のマイナス。
・経常会計は単年度約110万円の赤字(前年度約46万円の赤字)。
・支出についてはほとんどの費目で予算よりも少なく抑えた。事務局費は予算より60万円の増加。これは同窓会本部の活動が活発になり、スタッフの仕事が増え人件費が増えたこと、また諸物価の値上がりがあったためである。これはやむを得ない状況で適正と考えている。
・学年同窓会を開催した学年には会費納入お願いの文書を配布していただいた結果、会費納入者数は増えているが、それ以外の学年では特に年輩の方の納入者数が減り、若い学年の納入者数は増えておらず、全体として前年度より減少した(全体納入率は2022年度10.2%→2023年度9.4%)。
・三丘会報と一体になった体育会報のページ数が3ページになったので、体育会に15万円負担いただいた。

<名簿特別会計>
・2023年度67冊購入していただいた。残338冊(購入よろしくお願いします)。
・同窓会基金よりの借入金200万円の内100万円返済。
・毎年卒業生名簿を作成して寄贈していたが、非開示の方が多いことと、生徒たちは他の連絡方法を使っているので、名簿をあまり必要としていないとのことなので、2022年度から名簿作成(費用約10万円)は中止している。

<同窓会基金>
 ご寄付約190万円(84件)、支出なし、名簿特別会計から貸付金返済100万円(貸付残高100万円)。残高約740万円。

(3)別途会計決算報告ならびに監査報告
<三丘会館運営会計>
 会館利用がコロナ前ほどに回復しておらず、単年度でやや赤字(約5万円)。

<三丘教育文化基金(周年基金、山本良一基金)>
 ・川淵三郎氏文化勲章受章記念祝賀会残金約12万円を周年基金に計上した。
 ・資料室の不要品処分費用として65,000円支出。
 ・山本良一基金より三国丘高等学校体育館食堂改修工事に約376万円拠出。

(4)SGP実行委員会会計報告ならびに監査報告
 ・オーストラリアスタディツアー引率教員旅費等、約91万円支出。残高約85万円。
(この会計は三丘教育文化基金より2019年度に230万円拠出されたものが原資)

★令和6年度事業計画(案)ならびに経常会計予算(案)承認に関する件

(1)事業計画(案)

 テーマ「過去、今、未来が出会う丘129」
 重点課題:世代を越えた交流の促進と、母校の教育活動の支援継続

取り組み事項

<組織交流委員会>
 住所不明者の削減、住所変更等のWEB利用の推進(今年度4月から利用可能)
 学年幹事が活躍しやすい環境作り、若手会員を対象とした企画の検討
<広報委員会>
 三丘会報77号の発刊、ホームページへの記事掲載、メンバーの確保・作業の分担などの検討
<企画委員会>
・アカシアトークカフェ等、今年度は2回開催予定(130周年事業の準備のため、回数を抑えた)。
・2025年度 クラリネット奏者稲本渡氏(高15回稲本耕一氏の子息)の演奏会を予定。
<全般・事務局>
①年次総会のあり方の検討
 ホテルの料金が上がってきているので、ホテルで着席しての懇親会は難しくなってきている。また若い人が参加しやすいように会費等を検討したい。
②事務局業務のアウトソーシングの検討
③経常会計黒字化に向けての方策実施→会報への広告掲載も検討
④年会費納入方法の多様化→今年度よりスマートフォンアプリからの支払いが可能になった。

<母校教育活動の支援>
①教育文化基金の有効活用
②創立130周年記念事業実行委員会への協力
③三丘後援会への貢献

(2)経常会計予算(案)

・年会費825万円(2750名)が目標。(2023年度2391名)
・郵送料等が値上げの予定なので、通信費を多めに見込んでいる。
・単年度で約96万円の赤字、次年度繰越金約8万円の見込み。非常に厳しい状況である。
・行事が増えると赤字も増えるので、多くの方に会費納入をお願いしたい。

≪ 報告事項 ≫

(1)学年幹事規程について
 ・学年幹事の任期(3年)が認識されておらず、任期満了後の扱いも不明の状態であるので、「学年幹事規程」を定めた。
→任期満了時に同期会から次期学年幹事を推薦する。推薦がなく、再任も辞退する場合は会長が次期学年幹事を人選し役員会の承認を得て委嘱する。 詳細はこちら
 ・2025年3月に任期満了になるのは青色バッジの学年。

(2)住所等登録データ変更のWEB化について
 スマートフォンやパソコン等からできるようになった。(2024年4月から)

(3)会員名簿提供サービス無償化について
 今年度から紙ベースの会員名簿一覧表を無償で提供する。
(ただし、学年同窓会開催予定の卒業回に限る)

(4)令和6年度専門委員会の構成について

(5)創立130周年記念事業実行委員会からの報告
 教育環境整備事業や記念式典等の事業計画を策定、募金目標額5,000万円。
 三丘会報に同封の事業計画のご案内をご覧になって、ぜひご協力をお願いしたい。
 <アーカイブス部会>
 130周年記念誌 学校と同窓会で分担 2025年10月発行

(6)その他報告事項
 ①定時制部会からの報告
  森田正朝会長(定4回)が昨年12月に逝去されたので、新会長に中埜浩三さん(定20回)、新副会長に福岡千晶さん(定67期)が就任されるとの報告があった。
 ②資料室からの報告
  ・2025年は母校創立130周年、旧三丘会館90周年、資料室開設50周年にあたる。
  ・活用しやすい資料室へ
 「収蔵リストの整備」「学年同窓会・クラブでの活用促進」「展示のリニューアル」
 ③三丘むすびの会からの報告
  ・会員数は現在男性31名、女性31名
  ・斐文会など3つの団体で来年5月に合同お見合いをする予定。
 ④俳句会「ミクニハイク」が誕生
 高7回が中心になって活動している「アカシア俳句会」を発展させて、たくさんの同窓生、現役生に参加していただける俳句会「ミクニハイク」が誕生した。 気軽に参加してくださいとのこと(詳しくは三丘会報をご覧ください)。

(7)今後の日程について
 ①年次総会 令和6年6月23日(日) 11時 スイスホテル南海大阪
 ②秋期役員会 令和6年10月12日(土) 午後 三丘会館
 ③秋期定例幹事会 令和6年10月26日(土) 午後 三丘会館
 ④新年幹事会 令和7年1月下旬  日時・場所 未定


※三丘会報77号では「42名」としましたが誤りでした。



秋季定例幹事会報告

 2024年10月26日(土)午後2時から三丘会館にて秋季定例幹事会が開催された。出席者は37名(うちオンライン参加2名)。
 仲林信至会長から今年度の総会実行委員への感謝と130周年記念事業への募金活動へのご協力にたいするお礼などの挨拶のあと、藤井光正校長から現役生が修学旅行をすべて自主的に計画してすばらしかった様子などの報告、佐保田真一准校長から定時制の文化祭があり1週間という短い準備期間でもそれぞれのクラスが独自の催しを行ったことなどの報告があった。

議事概要
議長・仲林信至会長、進行・中川善博幹事長によって以下の通り議事が進められた。


協議案件

1.同窓会会計 中間報告

① 経常会計・名簿特別会計・同窓会基金
経常会計
 年会費の納入状況は上期で昨年とほぼ同じ程度、下期予想の内、自動振替と9月のコンビニ支払いはすでに確定しているので、昨年下記実績335人をもとに予想すると残り約104万円(約350人)とのこと。まだ納入をお忘れの方はどうか納入よろしくお願いします。
支出について、行事費通期見込みは予算より下回るが、事務局費が最低賃金の上昇や周年事業の準備などがあり増える見込み。支出合計はほぼ予算通りの見込み。収支は約40万円の赤字(単年度では約147万円の赤字)になる見通し。

名簿特別会計 
 44号を30冊購入していただいた。残308冊。購入をお願いしたい。
 同窓会基金よりの借入金100万円持ち越し。

同窓会基金(寄付金会計)
 収入:前年度繰越金 約740万円、上半期のご寄付約35万円
 支出:プリンター購入約15万円、経常会計に一時貸付300万円(期中返済予定)(上記繰越金以外に名簿特別会計への貸付金100万円)

② 別途会計 
三丘会館運営会計 
 収入:同窓団体利用 54件約23万円、支出:電気料金、清掃費等 約15万円
三丘教育文化基金 収入:利息のみ、支出:なし

③ SGP(スーパーグローバルプログラム)実行委員会に関する会計報告
令和元(2019)年に三丘教育文化基金から230万円の支援、令和2(2020)年の読売教育賞最優秀賞受賞時の副賞30万円を原資としている。
・前年度繰越金:約85万円、
・上期支出:フィリピン エンドラン大学引率教員旅費等 約19万円 
・上期残高:約66万円
・下期 33万円支出予定、来年度山本良一基金より追加支援の予定

質疑応答

・経常会計の赤字について、会費の値上げを検討してはどうか?
・ある年齢になったら終身会費を検討してはどうか?
・値上げをした場合、納入者数が減るリスクがあるので、安易に値上げをすべきでない。
・経常会計は赤字だが同窓会基金(寄付金)もあるので、活動の縮小傾向は避けてほしい。
・同窓会基金はシステムの更新やパソコン入れ替えなど金額の大きい臨時支出に使われているので、経常会計とは別の予備費として考えるべきもの。

⇒本部としては若い方が参加しやすい行事の検討、また再来年度から会報への広告を募集することを考えている。その他のご意見も検討する。

2.令和6年度上半期活動報告と下半期の取り組みについて

〔 広報委員会 〕
・5月に会報77号を発行 ホームページに記事を掲載9件
 Facebookでホームページ掲載記事を紹介、Facebook単独で掲載している記事もある。9月末までで30件
・下半期:会報78号の準備、広報委員会内の体制づくりを進める(継続)。

〔 企画委員会 〕
三丘アカシアトークカフェ 
・上期1回開催 参加者39名
・下期開催予定
  第18回 「救命救急の技―生命維持の仕組みから考える―」
  講師:横田順一朗さん(高21回)地方独立行政法人 堺市立病院機構顧問
  12月7日(土)14:30 開催 会費500円 申込受付中
・2025年度 音楽会開催予定
  出演者:堺親善アーティスト 稲本渡氏(高15回・稲本耕一氏のご子息)

〔 組織交流委員会 〕
(1)住所不明者の削減
 ①住居表示変更の調査→53名の現住所が判明、継続中。
 ②学年や運動部OBOG会との情報共有
 ・昨年1年間で204名の住所が判明。
 ・会報不達件数:昨年度445通→今年度351通
 ・文化部OBOG会、定時制にも展開予定。
 ③住所変更等のWEB利用の推進(4月より実施)、それに伴い「会員情報取扱規程」の現状に合わない部分を改正した改正版を作成

(2)学年幹事が活躍しやすい環境作り
 ①「学年幹事規程」を定め、運用を開始
  今年度末で任期満了となる学年にたいする告知
 ②学年幹事を対象とした情報発信の継続と検討
 ・「学年幹事だより」第5回を高50回以降の学年幹事に発行
 ・学年同窓会を開催する回への会員名簿無料提供サービスを実施

(3)若手会員を対象とした企画
 ・様々な業界で活躍する30~40代の先輩の話を聞く会を企画、検討中。


承認議案

1.「会員情報取扱規程」改正(案)承認に関する件
 2005年に制定されたもので、現状と合わない点がでてきたので見直しをした。
  主な改正点の説明があったあと、拍手多数で承認された。


報告事項

1.創立130周年記念事業実行委員会からの報告

① 記念式典 令和7(2025)年10月24日(金)午後 フェニーチェ堺
② 記念祝賀会 令和7(2025)年10月24日(金)夕刻 ホテルアゴーラ―リージェンシー大阪堺
③ 募金の現状と今後の募金活動について
 10月1日時点の目標達成率は
▶︎教育環境整備事業:特定寄附 達成率51.2% 目標額3000万円
▶︎一般事業:    一般寄附 達成率42.0% 目標額2000万円
    合計 約640名 約2400万円 達成率:47.5%
 目標額にはまだまだ及ばない現状です。また10年前の120周年のときは1500名を越える方からご寄附をいただきました。今回も金額よりもむしろ人数、1500名以上の方からご寄附をいただいて、より多くの皆さんと130周年の喜びを分かち合いたいと思います。どうかお知り合いの方に呼びかけていただいて、さらなるご協力をお願いいたします。

特定寄附→個人の場合は所得税の控除のほか、住民税も控除されます。法人の場合は法人税の控除を受けられます。ただし金額の制限枠(目標額と同額)があって、目標額に達すると締め切られます。それ以降のご寄付は税控除特典が受けられません。特定寄附をお考えの方は、目標額到達までに早めにご寄付いただきますようお願いいたします。

募金期間
特定寄附:2024年5月21日~2025年5月20日
※ただし目標金額に達し次第、締切となります。
一般寄附:2024年5月21日~2025年10月31日
募金特典:寄付者全員に130周年記念誌および記念品を進呈

なお「教育環境整備事業」4つのうち、三丘資料館改修と三丘開館改修費用については目標額はすでに集まっているので、工事費の高騰を考慮し、先行して進めることにした。施工業者を公募する。12月にも募集要項を発表する予定。

2. その他の報告事項

(1)定時制からの報告
 ・11月23日に今年度はじめての幹事会を開催予定
 ・定時制は2年先に75周年を迎える。10年ごとの周年事業は学校の主催で行うが、5年きざみの周年には同窓会主催のイベントを開催している。みんなが集えるようなイベントを考えたい。
(2)資料室からの報告
 ・春の幹事会でお知らせした取り組みが順調に進んでいる。活用しやすい資料室をめざして、どこに何があるかわかりやすい整理を行っているところ。
 ・複数の新発見資料もある。
 ・2025年10月ごろに「記念展」開催もイメージしている。
 ・【130周年記念誌】 2025年1月に第一次入稿 10月に発行
(3)体育会からの報告
 11月10日(日)午後5時から、はや総本店にて、体育会の懇親会を開催する。
 問い合わせ、申し込みは各クラブの担当者、または中川幹事長まで。
(4)むすびの会からの報告
 ・会員:男性30名、女性33名、2組が交際中。
 ・他校同窓会関連の婚活の会と協力して、来年5月に3団体で合同お見合いをする予定。

(5)事務局からの報告
 事務局のスタッフの山川知江さんが11月21日で退職され、新しく永田直子さんが勤めてくださる。

3.今後の日程について

 新年幹事会   令和7(2025)年1月25日(土) 夕刻 場所未定
 春季役員会   令和7(2025)年4月19日(土) 午後 三丘会館
 春期定例幹事会 令和7(2025)年4月26日(土) 午後 三丘会館
 年次総会     令和7(2025)年7月20日(日) 昼頃 フェニーチェ堺(予定)
 ※年次総会については、ホテルで開催すると会費が10,000円ではおさまらず、高額になるので、フェニーチェ堺・立食(未定)・ケータリングで、会費を安くして若い人が参加しやすくなるような方向で検討している。
以上
   
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