三丘同窓会

佐々木実さん(高37回)が「資本主義と闘った男――いまなぜ<宇沢弘文>か」のテーマで講演
オンラインで参加可、見逃し配信あり
 ジャーナリストとして活躍中の佐々木実さん(高37回)がクラブヒルサイドと宇沢国際学館主催のセミナーで10月27日に講演をする。このセミナーは宇沢弘文が提唱した「社会的共通資本」とは何なのかという概念をヒントに、混迷の時代を生きる私たちが直面する様々な課題を第一線の専門家とともに考えるシリーズ「宇沢弘文を読む―社会的共通資本から現代の課題を考える」で、その第2回に佐々木さんが出演する。

 佐々木さんは日本国内各地はもとより合衆国でも精力的に取材を重ね、大宅壮一ノンフィクション賞などを受賞し、妥協を許さないフリージャーナリストとして注目されている。
 今回は東京での開催だが、オンライン参加もできるとのことで、自宅で参加できる絶好の機会。コロナ禍で落ち込んだ世界経済の今後の進む方向も示唆されることが期待される。
 宇沢弘文氏(1928~2014)は日本人としてノーベル経済学賞に最も近づいたといわれる世界的経済学者で、今再びその人と思想への注目が高まっている。経済学者としてだけではなく、日常的にも親交があった佐々木さんの講演は人間宇沢弘文に触れる内容になりそうだ。

 佐々木さんは、1991年に大阪大学経済部卒業後、日本経済新聞社に入社。東京本社経済部、名古屋支社に勤務。95年に退社した後、フリーランスのジャーナリストとして活動中。
 著書に第45回大宅壮一ノンフィクション賞と第12回新潮ドキュメント賞をダブル受賞した「市場と権力 『改革』に憑かれた経済学者の実像」(講談社=2013年)や、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞、城山三郎賞をダブル受賞した「資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界」(講談社=2019年。画像)がある。

 孤高の経済学者宇沢弘文氏との出会いは、佐々木さんのジャーナリストとしての生き方にも大きな影響を与えた。
 「市場と権力」のあとがきに「方法論に確信がもてないまま迷走ぎみに取材を続けていたとき、経済学者の宇沢弘文先生が主催する勉強会に誘ってくださった。私は驚いた。“あるもの”をこれほど深く探求している人を見たことがなかった。周囲の人は辟易したであろうが、私は碩学に愚かしい質問をいくつもした。自分の視野があまりに狭く考えが浅いことを悟らされるのは辛い作業でもあったけれども、無知を自覚したことで“あるもの”の輪郭がおぼろげながら見えるようになったようにも感じた」と述べている。

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■宇沢弘文を読む―社会的共通資本から現代の課題を考える
第2回 「資本主義と闘った男――いまなぜ<宇沢弘文>か」佐々木実(ジャーナリスト)

宇沢が提唱した「社会的共通資本」とは何なのか。この概念をヒントに、混迷の時代を生きる私たちが直面する様々な課題を第一線の専門家とともに考えるシリーズ。

日時=2020年10月27日(火) 19 : 00~20 : 30
出演=佐々木 実(ジャーナリスト)
   コーディネーター=占部まり(宇沢国際学館代表取締役)
会場=オンライン+クラブヒルサイドサロン
   (ヒルサイドテラスアネックスB棟2F/東急東横線代官山駅より徒歩3分)
定員=来場参加 20名(要予約・先着順)
   オンライン参加 100名   申し込み最終期限=10/27(火)午後6時
会費=来場参加 一般2,000円 クラブヒルサイド会員/学生1,500円 
   オンライン参加 1,000円(見逃し配信11月2日まで)
申込=<来場参加>
  一般:下記Peatixよりチケットをご購入 
https://20201027chs.peatix.com/view 
  会員・学生:予約受付は電話にて(先着順)

課題図書=「社会的共通資本」宇沢弘文著(岩波文庫)
    「資本主義と闘った男 宇沢弘文と経済学の世界」佐々木実著(講談社)

※さらに詳しくはHILLSDIE TERRACE のホームページをご覧ください
http://hillsideterrace.com/events/10299/
(2020.10.19)