三丘同窓会

高38回・橋口博一監督の「大阪ガス」 社会人野球日本選手権でも優勝
 第45回社会人野球日本選手権は11月4日の決勝戦で、橋口博一監督(高38回)率いる大阪ガスが4対1で日本生命を破り初優勝した。昨夏の第90回都市対抗野球大会でも初優勝を果たしていて、橋口さんは監督就任わずか2年で、社会人野球の2大トーナメントを制したことになる。

  全国の強豪32チームによる大会は、10月26日から京セラドームで行われた。大阪ガスは準決勝までの4試合のうちサヨナラ勝ち2試合、4点差以上の逆転が2試合と、接戦の連続で勝ち上がってきた。機動力には目を引くものがあり、中でも大会15盗塁は群を抜いていた。
 決勝はNHKで全国中継され、優勝インタビューで橋口さんは、「ホッとしました、絶対優勝したかったので」と人なつっこい笑顔を見せ、「素晴らしいチームになったと思います、よう頑張りました」と選手たちを称えた。

【橋口博一さん】
 1984年春、母校がセンバツで甲子園に出場したときの4番打者。慶応大学で主将、東京六大学のベストナイン(一塁手)も獲得した。
 91年に大阪ガスに入社し一塁手、捕手として4年間プレーした。マネージャーやコーチをつとめた後、社業に専念していたが2013年に副部長として野球部に復帰、2018年1月から監督。
 
(2019.11.9)