三丘同窓会

阪本順治監督作品「ジョーのあした」公開
 映画監督・阪本順治さん(高29回)の最新作「ジョーのあした−辰吉丈一郎との20年−」が2月27日から公開される(大阪では2月20日からシネ・リーブル梅田などで先行公開)。「浪速のジョー」の愛称を持ち、デビュー以来さまざまな話題で注目されてきたボクサーの辰吉丈一郎を20年にわたって取材、その記録をまとめたドキュメンタリー映画である。
 阪本さんは赤井英和主演のボクシング映画「どついたるねん」(1989年)で監督デビュー。同年プロデビューした辰吉丈一郎とは雑誌の取材で知り合った。95年には辰吉のドキュメンタリー「BOXER JOE」を手がけたが、これを機に定期的に辰吉の撮影を続けていった。その集大成が「ジョーのあした」となった。ナレーション・豊川悦司。
 阪本監督作品としては、今年6月に「団地」も公開予定。こちらは日本アカデミー賞など映画賞を総なめした「顔」(2000年)で主演を務めた藤山直美と、再びタッグを組む。

(2016.2.7)