三丘同窓会

英語スピーチの楽しさ広め、今も現役/旧職員・岩崎嘉蔵さん
 旧職員・岩崎嘉蔵さんが5月2日の毎日新聞地方版に登場した。
 「大阪トーストマスターズクラブ」に関する記事の中で、3月に開かれた創立35周年の例会に、創設時の会長としてゲスト参加したことが、写真とともに紹介されている。

 トーストマスターズクラブ(TMC)は、パブリックスピーキング(大勢の人の前で話すこと)の技術とリーダーシップを養うことを目的とする国際的な非営利団体で、1924年に米国で誕生。日本にも約170の所属クラブがある。「大阪トーストマスターズクラブ」もそのひとつで、もっぱら英語スピーチの腕前を競い、国際交流にも熱心である。ちなみにトーストマスターとは「パーティーなどで乾杯の音頭を取る人」の意。

 岩崎さんは英語科教諭として母校に1964年~83年在籍。同クラブを設立するために、休暇を利用してアメリカの本部を訪れ、運営や組織について学び、81年、同クラブの設立時に会長に就任した。「学校で教えていたのはもっぱら英文法と英文解釈、パブリックスピーキングの面白さに英語教員仲間や米国人の友人が参加してくれた。」と語る。

 岩崎さんはこのクラブの活動の他にも英語での会話やスピーチを楽しむ「大阪教員英語サロン」の活動も立ち上げ、20年にわたって会長を務め、87歳の現在も例会に参加して、英語でのコミュニケーションを楽しんでいる。


2016年5月2日毎日新聞から
(2016.5.22)