三丘同窓会

学年を超えて交流/アラカン文化祭開催   
 アラカンとは「アラウンド還暦」、60歳手前のビミョーな年齢の高26、27回を中心に有志が集い、昨年12月1日に三丘会館にて、文化祭を開催した。



 もともとは酒の席で「なんかオモロイことやろうよ」と出た話で、企画倒れに終わるかもと懸念したが、メンバーの乗りの良さで課題をクリアし、実現にこぎつけたという次第。音楽好きの面々が多かったこともあり、昔懐かし青春フォーク、たて笛と室内楽との競演、シャンソン熱唱、オッサンデュオのほか、能、三線(さんしん)等の伝統芸能系と実に盛りだくさん。また、メンバーに専門家がいたこともあり、宇宙、医療に関する講話も聴いた。加えて「食文化を考える」というサブテーマのもと、美味しい和食と「あん餅雑煮」(香川県名産)をいただいた。

 ビミョーな年齢ではあるが、当日集まった参加者は皆とても元気で、刺激を受けてさらにパワーアップした様子。また、クラブでもないのに学年を超えた有志による交流を試みたという点で、同窓会の新しい形を示せたのではないかと自負している。  
〔記=高26回・沢村 功〕