櫻井 賢さん(高39回)が土曜ドラマ「夫婦善哉」をプロデュース　

　 大阪が生んだ鬼才・織田作之助の生誕百年を記念してＮＨＫでは、“オダサク”の代表作「夫婦善哉」を８月24日から４回シリーズで土曜日午後９時に放映していますが、番組をプロデュース(制作統括)するのは高39回・櫻井 賢さん。

　櫻井さんは、母校から大阪大学に進み、同大学院をへてＮＨＫに入り、現在はチーフプロデューサーを務め、これまでに「出雲の阿国」(2006年１月)、「芋たこなんきん」(2006年10月)、「ジャッジ～島の裁判官奮闘記～」(2007年10月)、「だんだん」(2008年９月)、「江～姫たちの戦国～」(2011年)など、数々のドラマを手がけました。今回も「土曜の夜９時はＮＨＫドラマに視聴者を惹きつけたい」との意気込みで取り組まれています。

　ちなみに原作者のオダサクは、生まれは大阪市内ですが、昭和14年に結婚して南河内郡野田村(現・堺市東区)に住み、堺ともゆかりのある作家です。
　また、そんなオダサクを敬愛し、オダサク・ファンを募って「オダサク倶楽部」を立ち上げ、「オダサクを出し汁に大阪を元気に面白く」と活動されているのが高23回・井村身恒さん。これまでにもオダサク映画実行委員長として「第５回なにわ大賞」(2002年)の準大賞を受賞しており、オダサク生誕百年の今年は、７月に大阪歴史博物館で「織田作之助と映画」と題して講演、同じく大阪市西区の映画館「シネ・ヌーボー」でオダサク関係の映画の上映会を開催されました。 　ぜひ皆さんも土曜日の夜は、テレビの前でオダサクをご声援ください。