三丘同窓会

高37回・氏家良彦さんがハンググライディング世界選手権の日本代表に
 平成25年1月オーストラリアのフォーブスで開催される国際航空連盟(FAI)主催の第19回ハンググライディング世界選手権の日本代表の一人に高37回・氏家良彦さんが選ばれました。

 ハンググライダー(hang glider)は、近年愛好者が増えつつあるスカイスポーツの一つですが、まだ一般的に知られず、パラグライダー(paraglider)と混同されるケースが多いようです。パラグライダーはパラシュートから発展しましたが、ハンググライダーの源流はグライダーで、超軽量(40kg前後)の機体(ハンググライダー)に搭乗者が吊り下げられて滑空します。競技(ハンググライディング)としては、フライト距離を競うクロスカントリーと、所定のコースを辿ってゴールまでのフライト時間を競うパイロンレースがあり、世界選手権はパイロンレースで行われます。

 氏家さんは、大阪大学でハンググライディングのサークルに入部、以来26年のキャリアをもち、平成17年にクロスカントリーの国内記録(213.7km、6時間6分)を樹立し、世界選手権にも過去2回出場、今回が3回目の出場となります。
 今回の世界選手権は1月5日から18日まで、そのうち11日間、毎日4~5時間飛ぶという過酷なレースですが、フォーブスで開催された大会に出場した経験があるという氏家さんに、ぜひ活躍してもらいたいものです。
 

(2012.12.24)