三丘同窓会

土井隆雄さんを招き 堺市民会館でSSH講演会   


 平成9年にスペースシャトル「コロンビア」で、20年に「エンデバー」で宇宙飛行を体験、現在は国連宇宙部(ウィーン)に勤務されている高25回・土井隆雄さんによる講演会が本年3月開催されました。
 今回の講演会は、SSH(スーパーサイエンス・ハイスクール)指定校である母校が計画し、堺市にも加わってもらって実現したもので、10日(土)はソフィア堺において堺市主催「プラネタリウム・リニューアル記念講演会」として、11日(日)は堺市民会館大ホールにおいて母校主催「SSH講演会」として開催されました。 同窓会も協力させていただいたSSH講演会は、在校生と現職員約七百名、土井さんと同期の高25回生や土井さん打ち上げ応援ツアー参加者など同窓百四十名のほか、PTAや府下のSSH指定校、一般応募の堺市民など計千二百名の聴衆で満席状態となりました。
 第一部は「人類と宇宙未来に挑め!」と題する講演で、宇宙服姿で登場した土井さんは、プロジェクターを用いてシャトル機内や飛行士仲間との日常風景、宇宙基地の様子を説明するとともに、人類の未来と宇宙の関わりについて語り、後輩の生徒に「夢をもち、夢を追い続ける」ことの大切さを訴えました。
 第二部は高20回・田中知氏(東大教授)をコーディネーターに迎えてのパネル・ディスカッションで、母校生徒6名が土井さんに様々な質問をしたり思いを述べ、土井さんは時折逆に質問を交えながら一人一人に丁寧に受け答えをされていたのが印象的でした。
(2012.7.7)