三丘同窓会

母校・社会科研究部員が被災地訪問、記録映像が話題に     
 母校の社会科研究部の部員が宮城県気仙沼市の震災被災地をボランティア活動で訪問、まだ生々しい爪痕が残る現地の様子をリポートした記録映像が、12月に大阪市内で開かれた報告会で上映され、話題を呼びました。

 社会科研究部は4年前に同好会として発足した新しいクラブ。同会の1年生部員・滝本善斗さんが昨年8月に実施された「高校生気仙沼支援ボランティア」(共生社会東日本地震被災者救援・支援の会主催)に参加、このときに現地の様子を撮影しました。約3時間におよぶこの映像を同じく1年生の谷野陸さん・山家谷昌平さん・吉田拓磨さんの3人も協力してニュース番組風に編集、20分の記録映像「気仙沼を見つめる」が完成しました。

 完成した映像は12月18日に同支援の会が大阪市立総合生涯学習センター(大阪市北区)で開いた報告会で上映され、「高校生が見つめた気仙沼」として話題を呼びました。また、事前に読売新聞で報じられたことから、ぜひ見たいと駆けつけた堺市在住の方から「より多くの学生・生徒に見せるべき映像だ」との評価を得ました。
 12月21日には、校内でも生徒、教職員に向けての上映が行われ、多くの教職員から激励を受けました。


2011年12月17日読売新聞
(2012.1.14)