三丘同窓会

総選挙で森山浩行氏、堺市長選で竹山修身氏が当選   
 去る8月30日投開票の第45回総選挙で大阪16区(堺市堺区・北区・東区)から立候補した高42回・森山浩行氏が、現職の北側一雄氏(公明党幹事長)を破って初当選されました。また、翌9月27日には政令指定都市となって初の堺市長選挙の投開票があり、大阪府政策企画部長を辞して立候補した高21回・竹山修身氏が、自公民3党の支持をバックに3選をめざした現職の木原敬介氏を大差で破り初当選されました。

 森山氏(写真左)は、明治大学を卒業して関西テレビに入社、報道記者として阪神大震災等で活躍した後、平成11年28歳の若さで堺市会議員に、次いで平成15年大阪府会議員に当選しましたが、平成17年任期途中で府会議員を辞して堺市長選に出馬し、善戦したものの現職の木原敬介氏に敗れました。その後、精力的な活動を地道に積み重ね、今回の総選挙では従来の無所属を脱して民主党から出馬して国政入りを果たされました。

 竹山氏(写真下)は、静岡大学を卒業して大阪府に入り、商工振興室長、行政改革室長、議会事務局長、商工労働部長、政策企画部長等を歴任され、その間に旧・美原町に出向して助役を務め、また、経営に行き詰まった大阪国際ホテルの破綻処理を担当されました。他方、府庁柔道部に属して活躍、現役引退後も監督や部長を務め、堺柔道協会理事や大阪府柔道連盟審議員等を務める柔道家(講道館六段)でもあります。母校においては同窓会会計幹事や体育会副会長、柔道部OB会長を務め、父・時和氏(中41期)をはじめ次女・理恵さん(高51回)、長男・裕和君(高54回)、三女・弥生さん(高56回)が三丘同窓で、加えて弥生さんを除く親子三代が柔道部OBという柔道一家です。

 ちなみに、同窓の堺市長は南治好氏(中7期:昭和21年~22年)、我堂武夫氏(中23期:昭和47年~59年)に次いで竹山氏は三人目で、我堂氏以来25年ぶりに堺生まれ堺育ちの市長が誕生しました。
 
(2009.12.12)