三丘同窓会

日弁連会長に宮崎誠氏(高15回)       
 本年2月8日に実施された日本弁護士連合会の会長選挙で、高15回・宮崎誠氏が次期会長に当選した。任期は本年4月1日から2年。
 宮崎氏は、昭和38年に母校を卒業、京大在学中の昭和41年に司法試験合格、翌42年京大を卒業して司法修習生となり、2年後に弁護士登録をして法律事務所に勤務した後、昭和49年事務所を開設し、現在は大江橋法律事務所の代表社員を務める。
 これまでに三田工業やテザック、木津抵当証券などの事案を取り扱った。また、大阪弁護士会長や日弁連副会長を歴任し、破産・和議・会社更生等に関する著書や論文を著している。
 弁護士会は、弁護士法に基づく団体で、弁護士を業とする弁護士は入会を義務づけられており、最高裁判所・法務省とならび「法曹三者」の一角をになう。
 国が進める弁護士増員の施策や来年スタートする裁判員制度への対応など、会員弁護士2万5千名のトップとして同氏の手腕が注目される。


2008年2月9日付 朝日新聞