三丘同窓会

高41回・今井雅子氏脚本の映画「子ぎつねヘレン」公開 
 3月18日から全国で公開される映画「子ぎつねヘレン」。交通事故で三重苦になった子ぎつねと、それを拾った獣医師一家との交流を描いた作品で公開前から評判を呼んでいるが、この脚本を手がけたのが高41回・今井雅子さん。
 今井さんは2002年「パコダテ人」で映画脚本デビュー。その後、広告会社に勤務しながら日本イラン合作映画「風の絨毯」、日米合作映画「ジェニファ 涙石の恋」、とキャリアを重ねてきたが昨年夏に退社、フリーのシナリオライターとなった。「子ぎつねヘレン」は今井さんにとって4作目の長編映画脚本であるとともに、独立第一作となる。今後「天使の卵」の公開も控えており、いま注目の脚本家といえる。
 「子ぎつねヘレン」は獣医師でエッセイストでもある竹田津実さんの「子ぎつねヘレンがのこしたもの」を今井さんが脚本化した。出演・大沢たかお、松雪泰子ほか。音楽・西村由紀江、主題歌・レミオロメン。 全国250スクリーンで公開される。

(2006.3.8)