三丘同窓会

水泳部復活創部60周年記念OBOG総会開く

 水泳部は今年度復活創部60周年※を迎え、お盆の8月13日に記念OBOG総会を開催する準備を進めてきました。新型コロナウイルスの新規感染者が減り、世の中がコロナを乗り越えたのでは?と思っていたところ、7月に入り、今まで経験した事の無いスピードで再び感染者が急増しました。国からの活動制限は出されないものの、大阪府からは、高齢者は不要不急の外出を控えるようにとの要請が出され、実行委員会として検討を重ねましたが、最終的には来賓や歴代顧問の招待を取りやめ、こぢんまりと開催することとなりました。

3年ぶりで母校プールに

 3年ぶりの開催となる母校プールでの午前の部【現役生との交流会】では、全国国公立大学選手権水泳競技大会と日程が重なり大学生水泳部員の参加者は居なかったものの、前年度大阪大学水泳部主将を含む68、69、70、73回生OBOGが参加したOBOG・Aチームが活躍し、大いに盛り上がりました。Bチームの私は水深の深いプールに浸かっているだけでも楽しく、戻ってきた感を満喫しました。最後には顧問の松永義之先生より、現役生とOBOGとの繋がりの大切さについて現役生に伝えていただき、有り難かったです。


田中会長の挨拶
 

 午後の部【総会】では33名の出席者により、OBOG会費が高校卒業後最長6年間3,000円と安くなる「学生プラン」の試験導入について検討し、採決の結果、可決されました。また、今後のOBOG会の課題についても活発な議論を得て、実際に集まって話し合う事の大切さを感じました。また、60周年の現役生への記念品として、フォームを水中でも撮影できる防水ビデオカメラGoPro、その動画を即時に皆で確認するiPad、それを保護するカバーを2022年5月28日に寄贈した事を伝えました。


 ダイワロイネットホテル堺東で開催された、16時からの懇親会は三丘同窓会総会にならい、出席者連絡先の把握を行い、換気の徹底、個別給仕、人との間隔を広くとる、マスク会食という感染対策を取り、最終的には周年記念なのでと神奈川から出席した田中敏彦会長(高23回)をはじめ関東から3名、若手の高67回4名を含む23名の参加者で開催されました。60周年という節目にはちょっと寂しい人数とも感じられますが、そのぶん参加された方々はそれぞれ旧交を温め、再会を喜んでいました。三丘記録はどうなっているのか、ゴーグルをつけるようになったのは何回生からか、整理体操はみな同じかなどと時代をたどる話で全員が盛り上がりました。
 今はZoomなどオンラインで顔を合わせる便利なシステムがありますが、とりとめもない雑談やコミュニケーションにはやはり対面に勝るものはないと実感した一日でした。

〔記=高39回・東良庄吾〕

 ※水泳部復活創部について かつて堺中時代に全国制覇を成し遂げるなど隆盛を誇っておりましたが、堺泉北臨海コンビナートの埋め立てが始まり、高校にプールが出来る1963年までの活動は不明です。そのプールが出来る前年に有志による同好会として水泳部が発足したことを復活創部と呼んでいます。

  
(2022.10.14)