三丘同窓会

創部百周年記念碑を設置/三国丘サッカークラブ 



 1916年(大正5年)に堺中学蹴球部として創設されたサッカー部が本年創部100周年を迎えたことを記念して、サッカー部のOB会である三国丘サッカークラブ(以下ⅯSC)が百周年記念碑を三丘資料館(旧三丘会館)前に設置した。

 設置場所は旧正門を入って正面の築山の東側。11月6日(日)午前10時30分より除幕式が行われ、学校関係者、現役部員、ⅯSC会員ら総勢80余名の参列者に披露された。
 除幕のロープの引手は山口智子校長、MSC・川淵三郎名誉会長(高7回) 、田守恵幸会長(高16回)、野村憲司前会長(高4回) 、三丘サッカー東京・大西宏会長(高4回) 、そして現役部員代表の小阪田主将の6名。除幕と共に参列者から拍手と歓声が上がり、現役部員が記念碑を囲んでサッカー部部歌を斉唱した。
 記念碑は黒御影石製で正面に部歌、裏面に全国大会出場歴および川淵氏の功績等が刻印されている。この記念碑の寄贈者は竹ノ上蔵造、恵夫妻。恵さんは部歌を作詞した堺中32期・サッカー(蹴球)部OBの故武井昇氏の四女、竹ノ上蔵造氏は武井昇氏が創業した株式会社第一製版の代表取締役。武井昇氏の母校サッカー部に対する愛情は格別なもので、「創部100周年行事には自分を育んでいただいた学校に何分かのお礼をしてほしい」との遺言を残されていたことから、部歌を刻んだ記念碑の建立が2014年のMSC総会で発案され、実現に至った。



 同日12時より、ホテル・アゴーラリージェンシー堺にて「100年繋いだパス、次の百年へ」と題した記念祝賀会が開催され、記念碑設置の報告と寄贈者の紹介が行われた。田守会長は100周年を機に「現役『三国丘高校サッカー部』およびOBチーム『三国丘サッカークラブ』の一層の強化に向けて役員一同頑張る決意です」と語っている。
(2016.12.6)