三丘同窓会

「三丘サッカー東京」第2回総会開く  


 在京のサッカー部OBで作る「三丘サッカー東京」の第2回総会は2009年10月16日、東京御茶ノ水の日本サッカー協会(JFA)で念願の村田弘先生のご出席をいただき37人が参加、盛大に行われた。
  村田先生は三国丘高校勤続35年、現在86歳。ハンドボール部の顧問をしておられたが、体育の先生であったことからサッカー部も歴代にわたり、お世話になった。サッカーについて直接指導をいただいたわけではないが、先生がグラウンドに立ち、見ていてくださるだけで全員が張り切り、安心して練習ができた。杖こそ手放さずにおられるが、にこやかな笑顔とダンディーさは昔そのまま。遠路をいとわずご出席くださったことに全員が感激、大きな拍手でお迎えした。村田先生もJFA訪問はこれが初めて。日本のサッカーをここまで育て上げた「教え子」の川淵三郎さん(現在名誉会長)の業績に感無量。「三国丘時代は本当に楽しかった。いままた多くの懐かしい顔にお目にかかりこんなに嬉しいことはない」と挨拶、先生のご健康、母校と日本サッカーの発展を祈り、力強く乾杯を唱和した。
 同日、村田先生には東嘉伸同窓会副会長(高7回、ハンドボール)が同行、母校の体育のクラブの現状を説明してくださった。今回は大阪のサッカー部OB会の野村憲司会長(高4回)が出席されたほか、在京の大西宏さん(高4回)が川淵さんの近著『51歳の左遷からすべては始まった』について熱意あふれる見事な解説を披露、会合を一段と盛り上げた。  
〔高9回・浜崎勝久〕