三丘同窓会

令和元(2019)年度総会報告

 2019年度の年次総会は6月23日、ホテル・アゴーラリージェンシー堺にて開催、盛況のうちに終了しました。以下、写真を中心に、当日の模様をお伝えします。

第一部 ゲスト講演・木本昌秀さん「異常気象と地球温暖化」



 第一部は11時から、高28回・木本昌秀さん(東京大学大気海洋研究所教授)を迎えてのゲスト講演。木本さんは京都大学理学部卒業後、気象庁、東大気候システム研究センターを経て2010年から現職。気候変動や温暖化予測に関する著書や受賞も多い、この分野の第一人者だ。この日も「異常気象と地球温暖化─いま地球に何が起こっているのか─」と題して話していただいた。

ゲリラ豪雨や台風はもっと増える
「西日本豪雨では200人以上が亡くなりましたが、一方熱中症で亡くなった方は、昨年7月だけで1000人以上。もはや災害級です。また、関空が水浸しになった、あの台風21号では保険金支払額は1兆円を超えた。東日本大震災のときでだいたい1兆2千億円くらいなので、台風ひとつで東日本大震災に匹敵するほどだったということになる。1兆円というとみなさん、見たことないと思いますがすごい金額です。私も5万円以上見たことないですが」と笑いをとりながら話を進める木本さん。
 「温暖化が進むとどうなるか。いま1000人亡くなっているのが1200人になるかもしれない。このままいくと今世紀の終わりには年平均気温で4度上がる。灼熱地獄です。『異常気象』・・・というより『極端気象』のほうがいいんじゃないかと私は1人キャンペーンを張ってるんですが、この『極端気象』の増加が予測される。ゲリラ豪雨はもっとひどくなる。台風21号みたいなのがもっと、来る」と警鐘を鳴らす。かと思うと「私は質量保存ダイエットで10キロやせたんですよ。それは・・・」などと脱線しもしばしば。
 軽妙自在の語り口に場内もいつしか木本さんのペースにはまり、じわじわこみあげる笑いが笑いを呼んでついに大爆笑。
 「深刻な話なのにあんなに笑わせるとは」と、第二部で今西邦夫会長(高23回)が感想をもらしたように、まじめなテーマながら堅苦しさとは無縁の講演会となった。
(※講演のくわしい内容はこちらをご覧ください)


第二部 弦楽合奏団の演奏から始まった懇親パーティー



 3階で行われた第一部から会場を替え、第二部は4階のロイヤルホールでの懇親パーティー。
 会場に入っていく人たちを迎えるウェルカムミュージックは母校の弦楽合奏団が担当した(写真上)。音楽に促されて参加者が席に着いた頃、藤原士郎さん(高20回)の指揮でモーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」が続いて演奏された。
 弦楽合奏団は母校創立百周年を機に発足した在校生による合奏団で、110周年、120周年記念式典の場でも演奏を披露してきた。創設時から指導してきたのが、自身、チェロ奏者でもある藤原さんだ。
 弦楽合奏団の演奏に大きな拍手が送られた後、藤原さんのチェロと井阪あゆみさん(高43回)のピアノ伴奏で、しばしコンサートタイム。会場内はすっかり優雅な音色に包まれた(写真下)。



クイズ、じゃんけん 多彩な趣向でにぎやかに
 今西邦夫会長、濵﨑年久校長のあいさつ、中川善博幹事長(高27回)の会務報告の後はなごやかな交流のひとときが始まった。
 今回の乾杯の発声は高4回・野村憲司さん(写真)にお願いした。




 昨年に続き豪華景品のかかったテーブル対抗の「クイズ三丘王」(写真上=右はこのコーナーの進行を務めた高39回・東良庄吾さん)も大好評。
 「三国丘高校のルーツである堺中学校の初代校長の姓は何でしょう・・・1・有馬 2・白浜 3・別府 4・草津」等々難問(?)の連続に各テーブルでは顔をつきあわせて真剣に協議、意見がまとまると色紙を掲げて回答。正解が発表されるたびに歓声や悔しそうな声が上がった。
 今年は今西会長と全員がじゃんけんをするというコーナーも登場、ここでも会場がひとつになっての真剣勝負が繰り広げられた。

 下の写真は恒例の応援歌斉唱。左端は、なんと第一部で講演した木本さん。東嘉伸同窓会副会長(高7回、写真右から2人目)らとともに壇上でリードを取って、大いに盛り上げていただいた。



 今年も、上は高3回から下は今年卒業したばかりの高71回まで、幅広い年代が一堂に集い、楽しんだ年次総会だった。

 今回、総会実行委員会としてお世話くださったのは山吉滋委員長(高19回)以下、「9」のつく期の皆さんでした。お疲れさまでした!



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