三丘同窓会

和朗会/堺市役所に勤務する同窓の親睦会

和朗会は堺市役所に勤務する母校卒業生の親睦会。主な活動は6月末の三丘会館での歓送迎会を兼ねた臨時総会と、2月の1泊バス旅行を兼ねた定期総会です。歴史は古く、「和朗会」の名付け親は詩人の安西冬衛氏(中17期)です。

太宰府天満宮や門司港レトロへ


 令和になって初の総会旅行は2月1・2日に新元号「令和」にちなみ太宰府天満宮に参拝することを目的に、28人が参加しました。
 1日目は、会食後那珂川沿いの中洲に立ち並び賑わう屋台街を散策し、博多の夜の景観や屋台のラーメンやおでんを堪能いたしました。
 2日目はいよいよ太宰府へ。「令和」の出典となった太宰府での「梅花の宴」の如く、天満宮では暖冬の影響で節分前というのに五分程度に咲いた梅が出迎えてくれました。楼門前に設けられた節分厄除払門をくぐって境内に入りお参りいたしました。
 次は、国際港として栄えた面影を残す門司港レトロへ。大正時代の格調を感じる旧門司三井倶楽部にてフグのフルコース料理を味わい、門司港を散策しました。
 最後は、北九州市のシンボル公園であり小倉城を中心として広がる勝山公園が日本での公園の運営を民間に委ねるパークPFI第1号となったので現地視察いたしました。
 午前中は文系、午後からは理系(都市まちづくり)が中心の視察のような旅行でした。
 写真は太宰府天満宮楼門前での集合写真です。
〔2020年・記=高32回・木下雅博〕

軍艦島上陸をめざしたが・・・


 堺市は来年夏、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を目指していることもあり、今回は2月3日・4日の日程で長崎市にある世界遺産の軍艦島(2015年登録)上陸に挑戦することを目的とした旅行を企画しました。竹山市長(高21回)を含め、29人が参加しました。
 初日は、天候もよく宿泊地の雲仙温泉に到着してすぐに地獄めぐりに出かけ、夜は宿の窓全開で凍えながら花火大会を鑑賞しました。ところが夜が明けると一面の雪景色。船の運航会社から強風と波浪と雪のため軍艦島クルーズ船が出航できないとの連絡があり、涙を飲んで市内にある世界遺産観光に切り替えました。
 大浦天主堂(今年夏の登録を目指しています)と隣接する雪の残る旧グラバー住宅(2015年登録)を見学、昼食後、出島や長崎中華街をぶらぶら歩きました。今回は、軍艦島に上陸が叶わなかった少し悔いの残る旅行でした。         
〔2018年・記=高32回・木下雅博〕

南淡路温泉から大塚国際美術館へ

 今年の一泊旅行は2月4日・5日の日程で南淡路温泉に宿泊し、鳴門市にある大塚国際美術館を訪問するコースで、高21回の竹山修身市長を含め、総勢33人が参加しました。
 ホテルでは、日頃の仕事から離れ、鳴門海峡を見下ろす絶景の露天風呂と美味しいふぐ料理を堪能しながら、同窓の結びつきを強くすることができました。
 翌日は、大塚国際美術館を見学。地下3階地上2階の広大なスペースに世界の名画を原寸大の陶板で再現し、全部で約千点を展示したもので、全作品を鑑賞しようと思えば丸一日あっても時間が足りないぐらいです。それを2時間半ほどで駆け巡りました。実は、ここには1998年のオープン時に、和朗会で来ていて、19年ぶりの再訪となります。当時来た人は、その時に見逃した作品を見に行ったり、初めて来て全部見きれず、また来たいという人も。
 写真はミケランジェロの「最後の審判」のあるシスティーナ礼拝堂を完全再現(実寸大)したホールで、19年前と全く同じアングルでの集合写真です。
〔2017年・記=高32回・木下雅博〕

姫路~日和山温泉へ

 今年は2月6-7日に、世界遺産姫路城見学、日和山温泉に宿泊、豊岡の「コウノトリの郷公園」訪問のコースに、竹山修身市長(高21回)を含め、31人が参加しました。
 日本海側は強風雪の予報でしたが、瀬戸内側の姫路城は好天に恵まれ、散策日和でした。平成の大修理によって白く輝く白鷺城、外国からの訪問客も多く、混雑してなかなか上へ登れませんでした。城内庭園の好古園では数寄屋造りの茶室・双樹庵で庭園を眺めながら、お点前をいただきました。
 日和山温泉でカニと但馬牛に舌鼓を打ち、翌日は、コウノトリの生態観察。一時は絶滅寸前でしたが、今では90羽を飼育、中には豊岡から韓国まで飛んでいく、つわものもいるそうです。予定の出石散策は、残雪で足元が悪く諦め、出石そばをゆっくり味わって帰堺しました。
〔2016年・記=高32回・木下雅博〕



道後温泉で定期総会

 昨年2月の総会は、記録的な大雪で目的地の道後温泉へ出発することさえ叶わず、急遽新世界スパワールドで入浴、天王殿での開催となり、「来年は必ず道後温泉」とリベンジを誓いました。
 今年は、1月31日、市長・OBを含め28人が参加。前日の予報では再び大雪でしたが大事に至らず、約5時間半で道後温泉に無事到着。総会までの隙間時間に、夏目漱石の「坊ちゃん」が泳いだとされる道後温泉本館まで行った人もいました。
 翌日は天候に恵まれ、温泉街を散策後、チンチン電車(伊予鉄道)で「坂の上の雲ミュージアム」まで移動。安藤忠雄設計のガラス張りのミュージアムを見学したのち、ロープウェーで松山市街を一望できる松山城に登りました。
 写真は蒼天の下、松山城で一年越しの念願を果たした記念写真です。
〔2015年・記=高32回・木下雅博〕



定期総会で大ハプニング

 本年2月8日に開催された定期総会での大ハプニングを報告します。当日は全国的な大雪で、大阪では大した積雪はなかったものの、他の地域ではほぼ高速道路が全面通行止めとなりました。
 愛媛県道後温泉に宿泊予定でしたが、バスで四国へ渡る見込みが立たず、出発地の堺東で立ち往生してしまいました。旅行社も混乱していて対応が後手に回り、代替の宿泊先も紹介されず、埒があかないため、幹事で行き先を探しました。  その結果、新世界で串カツを味わい、スパワールドでゆっくり過ごし、天王寺の料亭天王殿で総会と懇親会を開催というディープな大阪を堪能する日帰り温泉ツアーとなってしまいました。
 このような変則的な総会は、和朗会の長い歴史の中でも初めてです。しかし、このままでは悔しいので、来年度も再度、道後温泉に挑戦したいと思います。写真は天王殿の能舞台での集合写真です。
〔2014年・記=高32回・木下雅博〕



定期総会は1泊旅行を兼ねて

 堺市役所和朗会は三国丘高校を卒業し、市役所に勤務している職員で構成している会です。現在会員は約120人で、年2回活動を行っています。
 毎年6月末には、三丘会館で定年退職者の送別会、新規採用職員の歓迎会を兼ねて臨時総会を開催します。会場が堺市役所本庁に近く、総会後の懇親会は気軽な立食パーティーなので、毎回60~70人が出席、竹山市長(高21回)も時間の許す限り参加いただいています。懇親会では、新人から退職者まで世代を越えて、時の経つのを忘れ、話に花を咲かせ、ビンゴゲームに興じています。
 2月の第2週の土・日曜日には、1泊旅行を兼ねて定期総会を開催。今年は市長・OBを含めて28人が参加して熊野詣に行ってきました。堺市では百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録をめざしていることもあり、熊野古道を歩くことが目的でした。
 熊野那智大社では一昨年の豪雨による傷跡も生々しく、復旧工事の続いている状況でしたが、好天にも恵まれ約30分のコースを、息を切らせ、汗をかきながらも楽しく全員が歩き切りました。
〔2013年・記=高32回・木下雅博〕