平成30（2018）年度総会報告
第一部 ゲスト講演・唐池恒二さん（高24回）「夢みる力が『氣』をつくる」
第一部（11時〜）はクルーズトレイン「ななつ星」を世に送り出したことで知られる唐池恒二さん（高24回・JR九州代表取締役会長）が登場、「夢みる力が『氣』をつくる」と題し、「ななつ星」の誕生にまつわるさまざまなエピソード、赤字だったJR九州が上場、営業黒字を上げるに至る道のり、そして、「氣」とは何かについて、気さくな口調でジョークも交えながら語りました。満席の会場はすっかり唐池さんの話術にひきこまれ、しばしば爆笑に包まれました。
参加者からは「『世界一』という夢を実現したのがすごいし、それを採算にのせたのがすばらしい。やはり社長とか会長の器だと思った」（高17回・男性）「楽しかった。『ななつ星』にもともと興味があって唐池さんのお顔もテレビなどで見て知っていたけど、三丘生と知らなかった。だから今日はぜひお話を聞きたくて来たんです」（高38回・女性）「おもしろかった。ユーモアを交えながら核心に持っていくのがうまいと思った」（高70回・男性）「三国にはすばらしい人がいると実感した。ぼくらもそうなれるよう努力したい」（同）「そこらの噺家より（話が）ずっとうまい！ 社長にはああいう能力が必要やね」（高18回・男性）等々の感想が聞かれました。
※講演内容の詳細はこちら。→2018年総会ゲスト講演 「夢みる力が『気』をつくる」 （抄録）
第二部 弾き語りシンガーソングライター・いけだ一紗さんが出演
第二部（12時30分〜）は会場を変えて、なごやかに懇親パーティー。
「同窓会は『笑顔で再会、楽しい同窓会』をスローガンとしています。どうか今年も、たくさんの『笑顔で再会』がありますように」と挨拶する今西邦夫会長（高23回、写真上左）。
小嶋信男校長（写真上右）は「まだ三国丘高校に通い始めて85日です」と挨拶。山口智子前校長からこの４月にバトンを受け取ったばかりです。
こうした基本方針に基づいた新企画として丸山登志子副幹事長（高21回）から「三丘アカシアトークカフェ」と「健康づくり運動教室」の説明がありました。いずれもこの秋に実施の予定です。ぜひご参加ください。
さて、第二部のゲストはピアノ弾き語りシンガーソングライターとして活躍する、いけだ一紗さん（高49回＝写真上）。大学時代からバンド活動を始め、その後ソロに転向。年間100本のライブに出演、FM放送のパーソナリティも務める実力派のアーティストです。村下孝蔵の「初恋」ほか親しみやすい曲を中心に、たっぷり歌っていただきました。
今回初めての企画「クイズ三丘王」＝写真上。「高校生ビジネスプラングランプリで三丘生が企画・開発した製品は？」「高26回・澤芳樹さんが開発したシートは？」等々、三丘生なら知っておきたい事柄をテーマにした４択クイズにテーブル単位で回答するチーム対抗戦。高48回コンビの渕上猛志さん・砂田千佳さんによる小気味よいテンポの司会にのせられて一問ごとに歓声が上がり、大盛り上がりとなりました。正解数によって順位を決め、3位以内に入ったチームにはお米などの賞品が贈られました。
歓談中のテーブルにおじゃましました。こちらは高68回と今年卒業したばかりの高70回のテーブル。いかにも若々しいみなさんですが、ちょっと緊張ぎみの表情？
こちらのテーブルは今回の参加者の中で最年長だった中40期の星田道夫さん（左から2人目）や高3回、高4回の先輩方です。
校歌斉唱。ステージに上がったのは音楽部OB・OG、高70回生、そして小嶋校長、高崎克司教頭（高34回）、今西会長、東嘉伸副会長（高7回）。母校音楽科教諭の上島知さん（高33回）のリードで、会場のみなさんと一緒に歌っていただきました。伴奏は、いけだ一紗さんにお願いしました。
名トリオとして定着しつつある東副会長、仲林信至三丘体育会会長（高21回）、河中義和さん（高28回）のリードによる応援歌斉唱。
今回司会を務めてくれたのは高68回・鶴身知史さん、同・田中皐さん、高58回・和田綾征さんの３人（写真左から）でした。
今年は「８」のつく卒業期のみなさんが１年がかりでの準備に、また当日の運営に汗を流してくださいました。総会実行委員長の宮﨑寛さん（高18回）はじめ実行委員のみなさま、お疲れさまでした。ありがとうございました！