中谷氏は、母校の甲子園出場にまつわる思い出などを身振りを交えながら軽妙にスピーチされた。大学卒業の春に母校が甲子園に出場したが、就職が決まっていた東京の広告会社の入社式の前日が母校の１回戦で、終盤まで母校が優勢だったため「このまま勝てば明日の入社式をどうしようか」と悩みながら甲子園の観覧席で応援していたが、「次に母校が甲子園に出場するのは何十年先か分からん」と思い、「採用取り消しになっても就職先は探せばええんや」と考えて「明日の入社式は欠席」と決断したところ、幸か不幸か１回戦で母校は敗れ、「無事入社することができた」と語った。
暫時休憩して１２時３０分から４階「ロイヤルホール」にて第二部の懇親パーティーが始まった。
冒頭に嶋田同窓会長が開会挨拶、次いで今春着任された赤塚校長から挨拶を頂戴し、吉田幹事長が会務報告で再来年に迎える創立１１０周年記念事業への協力を訴えた後、中井相談役の乾杯発声で開宴した。開宴後、ご出席の旧職員や９０歳を超えるご高齢者、母校を今春卒業した１０代の新同窓、東京から駆けつけた田端代議士（高１０回）らが順次紹介された。
パーティー半ばに恒例の景品抽選が行われ、会場は大いに盛り上がった。
最後は旧制堺中と三国丘高校の校歌及び応援歌を斉唱、奥中副会長（高１４回・企画委員長）の挨拶で午後２時５０分に幕を閉じた。
当日出席者は、堺中卒業１８名、高校卒業１０６名（以上旧職員含む）、同窓以外の旧職員１０名及び学校長以下現職員３名と、同窓の配偶者や中谷事務所関係者ら４名、合計１４２名でした。
なお、次の方々から抽選の景品や出席記念品をご寄付いただきました。ご芳情に心から御礼申し上げます。
高４回・阪之上清以弥様/岩塩セット１０点
高１４回・奥中泰弘様/化粧石鹸セット５点、ソープセット１５０点
野球部OB会様/創部百周年記念特製腕時計５点