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2018年公開めざす
    高41回・今井雅子さんが脚本の映画「嘘八百」

 脚本家で堺市の親善大使も務める今井雅子さん(高41回)脚本の映画「嘘八百」が2月に堺市内を中心に撮影され、W主演の中井貴一と佐々木蔵之介を始め、豪華な出演者が堺に集まった。

 「堺で映画を」という話は前々からあったというが、「堺の人が満足しておしまいのプロモーションビデオみたいなご当地映画ではなく、世界中で愛される作品にしたいと思っていました」と今井さん。
 米アカデミー賞外国語映画部門の日本代表作品にも選ばれた「百円の恋」(2014年)の武正晴監督と脚本家の足立紳さんをプロデューサーに紹介され、堺を舞台にしたオリジナル脚本企画が本格的に動き出したのは2年前の1月。3人で喫茶店に集まってアイデアを出し合い、2年かけてじっくり脚本を育てた。堺でロケ地を探しながら仕入れたアイデアも詰まっているという。

 能力はあるのにくすぶっていた古美術商(中井貴一)と陶芸家(佐々木蔵之介)が幻の利休の茶碗をめぐり、ぶつかりあいながら友情を深めていく。「嘘八百」というとぼけたタイトルだが、描くのは、嘘の先にある真実。本物を追い求めて悪戦苦闘する男たちの再生の物語だ。

 「『もののはじまりなんでも堺』と言いますが、堺からおもろいものが生まれる、おもろいことが始まる、そんな話です。世間の物差しにとらわれない『自由と自治の町、堺』の心意気も感じてもらえるのでは」と今井さん。また、「地元の方々や同窓の方々のお力をいただき、堺で映画の花を咲かせることできました。ほんまに八百人ぐらいにはお世話になっているかもしれません」と話す。映画の中の美術展の授賞式シーンが撮影されたのは、三丘生には総会会場としておなじみのアゴーラリージェンシー堺。今井さんも2012年にゲストとして講演しているが、エキストラの控え室がちょうど講演会場に使われた部屋だったそうだ。授賞式のシーンには同窓もエキストラ出演した。

 公開は2018年の予定。人間くさいコメディでありながら知的好奇心もくすぐられる、そんな堺発エンターテインメント作品を期待したい。
 ちなみに今井さんのご両親も母校の卒業生(高13回・今井正義さんと高15回・天野捷子さん)。現在は東京を活動拠点としているものの、今井さんと母校、そして堺市との縁は今後も続きそうだ。

(2017.3.7)